FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

怪我の回復を早めるために出来ること

現在10シリーズ中のダンサーのクライアントさんのお話(続き)です。

先日も書き込みをしましたが、膝を打ち付けてから歩いたり動くときに痛みが出るクライアントさんにロルフィングのシリーズとは別に応急処置セッションをしました。

その後、病院に行かれたときの診断と、前回のセッション後の身体の変化などをご報告いただきました。

前回のセッション直後は、すぐに痛みもおさまって、それは1週間程度つづいたそうですが、また痛みが強くなってきたので、それからようやく改めて病院でみてもらったそうですが、半月板が炎症しているとの診断。

当然のごとく病院では、炎症止めと痛み止め薬の処方をされました。

クライアントさんの体験としては、『確かに飲み薬で痛みはマシになったけど、2〜3日しか持たないし、痛みの緩和は炎症箇所だけの局所的にしか実感できないし、少し物足りない。ロルフィングを受けたときの方がずっと持続性もあり、全身の快適さを長く味わえていた』とのこと。

私がした事とは、応急処置セッションといっても、痛み箇所そのものを何かする訳でなく(組織の修復を促進させるワークはしましたが)、膝関節をかばう動作をやめてもらえるようなムーブメント教育と、それがしやすいようにオステオパシー的(バイオ的)に骨の位置を正しい位置に整えることをしたのですが、そうやってクライアントの「からだ全体」のバランスを引き出すワークの方が、日常生活の中での症状緩和を感じる度合いが高かったということを表しているのではないかと思いました。(この方の場合、たまたまそういう良い結果にでただけかも知れませんが)

物理的に組織が損傷したとか炎症している箇所には、「日にち薬」「投薬の助けを借りる」ことは必要不可欠であるにしても、患部の安静が必要だが、通常の日常生活では動ける身体の場合、寝たきりさせる訳にもいかず、そうなると、毎日の日常生活で身体を動かしながらも膝に負担のかけない動き方をご自身でも実践して、より動きの精度を上げていただくことが必要です(普通にリハビリですね)。そういった場面で、ロルフィングやクレニオ(バイオ)的に組織全体を整えられた方が、効果の高い「時間稼ぎ」が出来るのではないかと感じました。

この方の場合、ロルフィング10シリーズの最中に怪我をすることで、一見、シリーズの進行の妨げになる出来事にも見えるのですが、実際には、よりご自身に必要な課題も浮き彫りにさせられてきているようでもあります。ある意味、「けがの功名」とも言えるかも知れません。

単に怪我や炎症箇所への負担を軽減するためだけの「守り」姿勢での身体の使い方を学ぶのではなく、その弱い箇所に局部的ケアを与えながらも、全身の身体感覚の中で調和がとれた動きをすることで、そのことで全体の機能がより高性能になっていく可能性を引き出すという感じでしょうか。

10シリーズの方は、統合段階の3セッションを残すばかりになりました。
今回のアクシデントは踏まえつつも、それだけを特別扱いしすぎることなく、全体にとっても良い結果となるようなセッションにしたいと考えています。

関連記事
スポンサーサイト



| ロルフィング | 17:14 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

PREV | PAGE-SELECT | NEXT