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からだの「分析ごっこ」と試行錯誤

今日はちょっと身体おたくっぽい記事になりました。


今年の春からフィットネスに通っています。

主に運動不足解消とロルフィングでせっかく動きやすい身体にしてもらったのだから、もっと上手に使えるための自分への意識づけのためです。

いくらロルフィングを受けたと言っても、老化は誰にでもやってきます。
歳相応に代謝は落ちて来ているため、体重などの数字にはなかなか反映されない現実は受け入れつつ


昨日は腹筋のクラス。

自分は筋トレ系になると、つい右顎を必要以上に噛み締めてしまう癖がある。


力仕事じゃなくても、パソコン操作が長時間続くときや、沢山お喋りをした時なんかも、あとで顎が疲れてることに気づいたりもします。

自分でも判ってるから、時々顔のストレッチ体操をしてみたりします。

昨日の腹筋運動のときは、やり始めの時点で、右顎に食いしばりかけたことに気がついたので、わざと右アゴを緩めて、代わりに、その不必要なリキみを全身のコアに分散させよう!と、自分の中では賢くなったつもりで意識をして、それで腹筋運動は効果的にきちんと出来たつもりだったのですが…


ふと鏡を見ると、そこには「ひょっとこ」のお面をかぶった自分が!!

hyotoko.jpg

自分のおまぬけ顔に、思わず吹いた!(^。^)


右顎を緩めて浮かせるために、ほっぺたと口先を左側にひねってました(笑)


「意識しよう!」と思う意気込みの方が強すぎたようです(汗)


いやぁ〜、ほっぺは歪んでいたけど、顔の中で左右の顎のテンションは、ちゃんとバランス取れていたのですがね〜。


ここまでくると、私の心の中で「分析ごっこ」が始まります。
(以下は、分析ごっこの内容です)

この右顎の調整は、私自身がもっと丁寧に細部まで自分の身体を観察できるモードや場面でなら、ひょっとこ顔にならずに左右の顎関節を同じ度合いで緩めることができるのだけど…

フィットネスのスタジオだとか、自分が忙しいとき、身体の疲労感がどこかにあるとき…などは、丁寧にしているつもりでも、どこかに抜けが発生する自分がいるなぁ。(これも、私自身が自分の癖として認識できていること)


でも、よく考えると、そんな風に補完しなければ、左右の顎(関節部)をゆがめてしまうってことは、やはり体幹部分の筋肉の使い方(動きのコーディネーション)がイマイチだってことの証明だとも言える。

私のケースだと、右の顎を踏ん張らせないためには、そもそも体幹のコア(腸腰筋や骨盤底)の右側で頑張りすぎてる緊張を手放さないといけないってことになる。

さらに、その右の体幹の「執着」とも言える頑張りを辞めさせたければ、右の足裏はもっと優しく地面に自重をゆだねている必要があるし、ちょっぴり怠けている左足さんにも、するべき仕事をしてもらわなくてはならない…




…と、こんな分析をフィットネスのグループレッスンの最中でありながら、心の中でつぶやいておりました(笑)


で、この分析ごっこを、初心者向けのダンスのレッスンでやってしまうと、自分1人だけ違う振り付けで踊ってしまったり、ダンスの順番が頭から吹っ飛んで、周囲の人から出遅れてしまうということは、たま〜にあります(複数名でリズムを合わせるレッスンでは、あまり深く考えない方がうまく動けるので、あまりしたくないんだけど、つい習性が…苦笑)


知らない人が、傍目から見ると滑稽な姿に映っているだろうなー。

ロルフムーブメントのワークショップ中にも、こういう人は時々いますね。

ロルファー仲間にもそういう人は多いのですが(笑)こういった感覚は、ロルフィング10シリーズを受けた人なら少なからず芽生えてくる感覚なのです。


あ、ちなみに、この「分析ごっこ」をする時は、常に「想定外」と「〜かも知れない」など、自分の分析を断定してしまわない柔軟さと融通さが必要です。(マネをしたい人はご注意を・笑)


「決めつける」という行為は、その後に広がるかも知れない変化や考察の芽を自ら断ち切ってしまうことになるからです。そういう時は身体の反応も変化の余地を失うため、気になりだした部位が余計に緊張してきます。


ここでは、多少の「いい加減さ」を残して分析するのがミソです★

几帳面な人や、想定外な事象に遭遇するのが苦手な人には、ちょっとした訓練になるかも知れませんね!





ロルフィングを受けたクライアントさんのご感想にも多いことですが、ロルフィングを受けると、上記のように、自分自身の身体の中で起こっていることを見つめて、それを追いかけたり探求する作業を続ける行為が日常の一部になってきます。

こういう感覚を全く無視して、ひとまず回数だけをこなす腹筋をしている人よりは、少ない回数や筋力がない人でも、運動の効率性はあがります。エクササイズを形だけ真似して、かえって自分の身体を痛めている人にはなりにくいです。

そのような反応が自然にできるようになることが、自分の身体をよりバランスのよい状態に自己調整する能力を(他人の指導ではなく自分自身で)育てていくことになります。


ロルフィングでは、ロルファーがクライアントの身体を「完璧に」調整するということはしません。


あくまでも、クライアント自身が自分の今現在の身体の状態に対してバランスのよい状態を見つけやすい方法を、セッションの中や個人の日常生活の中で模索していく作業です。

ロルファーはそれを促進するための、ほんの少し提案と選択肢を投げさせていただくという役割でしかありません。

自分自身を模索する作業は、きっと死ぬまで一生つづくものだと私は思っています。


自分の身体の状態に気づいてー、

その状態に気づいたときの自分の反応に気づいてー、

どないなってるんやろ?と考えてー、

ひとまずやってみてー、

ダメだったらまた別の方法をやってみよかー、

今はこれが一番のやり方だ!と思っても、

また明日にはそれが自分の勘違いだったことに気づいたり、

途中で自分の嫌な癖を見つけてしまったりー、

(↑見つけた時は、ちょっと身体さんに試されてると思ってください)

その癖を嘆いたり、見てないフリをしたり、かき消そうとしたり、は非効率だー、

それじゃあ、どういう時にそれが見つかるかについて再考してみよかー

(に置き換えましょう)

でもまた何年後かには、一度は却下したマイブームを再評価したり、

そうこうしながら、自分にしかできない「調整能力」を開発していく、、、

※なぜか大阪弁でした。




そんな感じでしょうか。


そういう風に続けている間は、少なくとも現状の自分から見えている範囲での痛みや不快感、それだけをなんとかしようと思う性急な気持ちは逆に遠回りだということに気づくようになります。


私自身は、自分がクライアントとして10シリーズを受けたときから、ロルファーとして活動している現在でも、ロルフィングのそういった所がとても好き


自分で試行錯誤を続けていくことを通じて、自己成長していきたい人には、やっぱりオススメしたいボディワークの1つです。








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