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父のお墓(四海和心)

( 父のお墓の話(前半)はこちら です )


まだ誰も入っていないお墓。


私がこのまま独身、あるいは、お嫁に行っても出戻ることがあれば(出戻らなくても)(^^;) 、ここにお邪魔する可能性があるので、私にとっても自分が入るかも知れないお墓です。


なんとなく不思議な気分です。


墓に掘ってある言葉は、

「四 海 和 心」

父が自分で考えた四字熟語です。


最近のお墓は、墓標に刻む文字を、よく見かける「○○家の墓」でなく、その人の人生そのものをアート的に表現するスタイルも出て来ているそうです。(これも初めて知りました)


自分の好きな言葉でもいいし、愛好品の絵とか、好きな花の写真を丸ごと墓石に彫り込んだり、他のお宅のお墓を見ているだけでも、人の人生っていろいろあるんだなぁ~と思わせられる墓石がたくさんありました。

「愛」「上を向いて歩こう」「絆」「祈」とか、こういうのはまだノーマルな方で、他には、墓石の上で自分の酒好きを表現したフレーズ、好きな花言葉、花の絵、自分がバイクに乗っている写真をそのまま墓石に掘るとか・・・中には「こんなことを墓石に書くの?」なんて、当人でなければ理解不能な言葉やイラストを墓石一面に表現している人もいます。


父は、自分の墓に何を掘るかを決めるとき、墓地の管理人から


「自分の人生や信念を象徴する言葉を掘る人が多いですよ」


と聞かされ、それから暫くの間は自分の過去の人生を振り返ったり、気になっていた観光地に再度出かけたりする作業を数ヶ月つづけていました。


いつも他人の世話を焼くことに忙しい彼が、自分のことに動いているのは珍しいことです。


そんな作業を通じて決まった言葉が「四海和心」でした。


最初は、漢字だけを見せられてもさっぱり意味がわかりませんでした。


意味を聞かされて、はじめて納得〜。


「四海」は東西南北の海。海は、どの方向にある大陸とも、水で繋がっていて、どこにも隔たりがない。国や人種が違っても、どんな遠くに離れて暮らす者同士も、私たちは、四方に広がる海を通じて「調和の心」で繋がっている。
「和心」は「なごむ」、「平和な」、みんなが仲良く調和しあっている様子。家族や関係する人達は、住む場所が離れていても、皆が仲良く関わりあっているのである。


と表現しているそうです。


まるで「人生みな兄弟」みたいなノリですが、なるほど、父らしい言葉に収まったなと思います。


そのとき「四海」の意味を聞いて、私はなんとなく身体じゅうに張り巡らされている筋膜のネットワークのイメージを頭に思い描いていました。


どこまでロルフィングに紐づけて考えてしまうというね(笑)

でも何か共通するものをそこに感じました。


(お墓の話はこれでおしまい)





大阪・梅田でロルフィング - http://easeofbeing.jp/
重力に逆らわない姿勢と動作。内側からにじみ出る心身美の探求。

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| 私的つれづれ | 03:03 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

私の父も生前、無くなる10年ほど前に、お墓を建てました。
残った者の負担を少しでも軽減できるからと。ほんま、その通り、お墓があるので家族は助かりましたよ。お父様孝行して差し上げてね。

| yogaforesta | 2010/05/26 15:17 | URL | ≫ EDIT

yogaforestaさん

お墓はヘンピな所にあるのですが、有り難く大事にしないとですね。
まずは生きている間に親孝行だー(^^)

| たかよ | 2010/05/26 23:45 | URL | ≫ EDIT















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