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エソテリック・ヒーリングご感想〜その都度の変化に順応できる自分へ

エソテリック・ヒーリング(秘教治療)のご感想をいただきました。

5年前に、ロルフムーブメントのワークショップに参加していただいてから、その後、ロルフィング10シリーズやバイオダイナミクス/クレニオワークを受けに通ってくださっています。


M . S さん(45歳・女性)
シューフィッター(靴合わせの専門家)


受ける前の状態

これを受ける半年ほど前に、過労とストレスから急に胃に激痛が起こり救急入院しました。病院では、位置的に膵炎の疑いをみられ、周辺に関するあらゆる検査をしたものの、どこにも異常なし(原因不明)との診断。強い鎮痛剤を服用しても薬は効かず、入院期間は計20日間になりました。

退院後も、冬から春にかけて、冬季うつのようなヤル気の上がらない状態が続き、体とメンタルの両方が空っぽになってしまった感じでした。安定剤も常用していました。

半年たっても、体力を取り戻すための活動的な運動はまだ出来そうになかったので、瞑想的なことを取り入れたボディワークを探していたところ、エソテリック・ヒーリングの5回コースがあったので申し込みました。




(約1ヶ月の間に、計5回ご来店いただきました)


受けた後の状態(5回を終えて約1ヶ月後)


あれから安定剤は一回も飲まずにいけるようになりました。不安感はなく、瞑想も落ち着いて出来そうな感じです。

最近、急にビックリするほど「わき汗」が出るようになりました。病院では更年期障害の1つではないかと言われていますが、生理周期とも関係あるような気がします。単に夜更かしや、体を動かしてないツケが来たのかな…?。

引き続き、それら全てを統合させてスッキリ循環させていきたいと思っています。




(5回のセッションの体験をふまえての、まとめ)


全回を通して感じたこと。エソテリック・ヒーリングへの印象。

1ヶ月間、毎週おきの変化を体験した事で、定点的に自分を観察できたのと、身体は、毎回が心地よいばかりではなく、受けるたびに楽になっていくばかりでもなく、アップしたらダウンもある…みたいな。波に揺れながらも、その都度の変化に順応できる自分になれた気がします。

以前の私なら「良くなりたい!」という意識(期待)が強すぎて、しんどい変化が起こると過剰に意識したり、落胆してしまいがちでしたが、それも緩やかに受け止めれるようになってきました。

このことは、私の場合、エソテリック・ヒーリングから入らずに、先に、宮本先生のロルフ・ムーブメントのワークショップ(グループレッスン)→ ロルフィング10シリーズ → クレニオワーク→ エソテリック・ヒーリング…という順番で、徐々に、色んな角度からカラダの学びをしてきた事が大きいと感じています。

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(ご感想はここまで)





以下は、各セッション毎のご感想です。

※ エソテリック・ヒーリングは肉体を超えた領域を扱うワークであるため、体験や感じ方には個人差があります。


各セッション毎のご感想

● 1回目

・足や手の指先の隅々に生暖かいものが流れるのを感じた。
・体液?が身体じゅうに行き渡った(手足の隅々までお湯で満たされるような)感じになり、足元の存在感がハッキリしてきた。
・足裏が地面に吸い付き、グラウンディング感。
・足裏から上のパーツが柔らかく楽に立てるように。
・その日の帰り道で「姿勢が良くなっている!」
・歩行の安定感がすごかったので、思わず先生にメールでお知らせしたくなるような気分でした。

その後、仕事の打ち合せがあり、そこで緊張したせいか、肩が張り、身体のねじれや緊張を感じました。自分の思考からくる、体のクセの出方や変化に対して、今までより自覚的になりました。


● 2回目

・セッション中、いろいろな場面が出てきた。小さな画面に物語のショートフィルムを観ているみたい。
・トイレの水を流したようなシャーという音と、頭から足元へ水が流れ落ちる感触があった。
・クチナシの香りがした。
・1回目と同様、帰り道での姿勢が良くなっていた。


● 3回目

・椅子に座って受け始めました。
・途中から急に目眩がし、気分が悪くなる。あぶら汗、お腹が痛くなり、目がチカチカしてきた。このときは1~2回目と違い、上に吸い上げられるような感覚があり、恐怖感や不安感として感じました(宮本先生とのこれまでの信頼関係がなく、初対面でこのような体験をしていたら、たぶんびっくりしてパニックになっていたかも知れません。)
・座っていられなくなったので、ベッドに横にならせてもらいました。
・自分の反応に焦りながらも、今まで受けて来たワークから学んだことを思い出し、自分を落ち着かせることが出来る、と自分を信頼し、落ち着くまで呼吸に意識を向けていました。
・セッションが終わってから、すぐに生理がきて、身体が楽になったので、もしかしたら、セッション中の反応は恐怖体験ではなく、生理に伴って身体が大きく変化する日と、セッションが重なっていただけかも知れない、と今は推測します。


●4回目

・前回のように途中で恐怖感やしんどくなるのが心配なので、始めからベッドで寝て受ける。
・セッション中、身体全体のイメージが出てきて、自分自身が、自分の頭から足のつま先、つま先から頭へとCTでスキャンされていくような映像が出て来た。これも初めてのことで面白かった。


●5回目

最終回だから総括するような事が起こるのかと思いましたが、これまでのような事は何もなく、ただベッドでゆったり横になり、目立った反応はないまま静かに終わりました。






Sさん、ご感想ありがとうございました



Sさんは、数年前にロルフィングを体験されて以来、当サロンで提供している各種ワークを、ご自身の体調管理や心身の気づきのプロセスを手助けするものとしてご利用くださっていて、セッションを受けに来るタイミングも、ご自身にとって必要と思える時期の要所要所でお越しになられています。

今回は、セッションで体験したことをご感想文の形で書いていただきましたが、とりわけエネルギーワークでの体験は、五感や意識の気づきとして実感できるものもあれば、体験していても意識の中では気づかないままのものも多くあります。

実際には気づいていない領域の方が殆どを占めていますから、それらの全てを言語化して事象を表現することは完全にはできません。文章に表現できていることは、起こっている全ての中の、ほんの1コマにしか過ぎないのです(ある一瞬の、ある1つの視点から見えた、ある1つの事象)。


そこで感じたことや体験したことには、何らかの意味があるものもあれば、何の意味もないものもあります。


何か特別な変化を体験できたから、すご〜い!というものでもありません。


何かを体験する(あるいは「何も体験しない」という体験をする)中で、そこから自分はどういった事に気づいていくか?学んでいくのか?という事の方が大切ではないかと思います。


そのプロセスを邪魔しないために、


先に起こりうることへの期待と先入観を過度に持たない。

時間の経過と共に自分を観察しづつける。



そのような態度は、わざわざ時間と場所をしつらえた中で瞑想的なワークをしなくとも、丁寧に訓練していけば、普段の何気ない日常生活の中でも養っていくことはできます。


これって、近頃よく耳にすることが多くなった

「マインドフルネス」な状態

に似ていると思います。


今の自分に「気づく」ことをひたすらやり続けている。

自分の今ここでの感覚や感情に気づくこと。

新しい情報や変化の可能性を受け入れ、起きることを色んな角度から捉える(そういった余裕をもつ)

起きた結果よりも、このようなプロセス(課程)を大切にする。


それを続けている中で、心身の不調や悩みは癒されていくのだと思います。



エソテリック的な観点からすれば、

魂の計画にとって必要のない不調や病は自然となくなる、

という方向に向かっていくことができるとも言えます。


それができるためには、まずは器としての「肉体」が整っている事はとても大切。


規則正しい生活習慣や食べ物、適度な運動はもちろんのこと、出来ればストレスのない生活を心掛けたり(これは私自身もいつも課題です ^^; )、必要に応じて専門のセラピストに整えてもらったりするとよいでしょう。


「重力のライン上に整列し、そのライン上で楽に動ける」肉体へ。

「からだの全ての細胞に行き渡るような、液の呼吸ができる」組織の状態へ。


肉体が重力のライン上で機能することができるようになれば、そこには自然とエネルギーが流れてきまます。

当然、ヒーリングやエネルギーワークを受けるときの反応もよくなってきます。

私のところなら、ロルフィング、バイオダイナミクスやクレニオワーク等でお手伝いさせていただく事ができますので、必要な方はどうぞお声かけください。


エソテリック・ヒーリング臨床モニターはまだしばらく継続して参ります。





大阪・梅田でロルフィング - http://easeofbeing.jp/
重力に逆らわない姿勢と動作。内側からにじみ出る心身美の探求。


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