2014.02.06 Thu
ロルフィング体験談(12)…トランポリン選手、マスターズ大会で優勝!
選手生命をより長く快適に続けるために…と、身体の立て直しの手段として、ロルフィングを受ける決意をされた遠山さんの動画をご紹介します。
ロルフィングでは、単に筋膜を代表とする身体的緊張をロルファーの手技によってゆるめるだけではなく、身体の内側から沸き起こる動きの衝動をどのように外側に表現するのか、クライアント本人がいざ動き出したとき、自分を取り囲む環境にどう接することを選んでいるのか、という事にも着目します。(注:ロルファーによって強調の度合いは違いますが、多くのロルファーはそういうことにも配慮しています)。
【ロルフィング10シリーズを受ける前と後の変化】
遠山さんのケースでは、肉体的緊張をリリースするのと平行して、空間への知覚を広げることが変化の鍵となりました。
構造的にしがらみのない身体をもっていても、空間(自分の内側にも外側にも)との調和がなければ、身体は全体として機能しないのです。
途中、クレニオセイクラルとの併用で受けられたのですが、第1セッションを受け始めた直後から、みるみるうちにジャンプのフォームが洗練されていき、10シリーズを終えたあとのマスターズ大会ではなんと堂々の1位!優勝を獲得されました。
マスターズ大会で優勝〜


(40歳オーバー女子 遠山光さん)
http://ajtc.blog.eonet.jp/blog/2013/12/2013-bff1.html
※所属チームのブログにジャンプします。
初回からパフォーマンス中の動画を提供してくださったので、セッション中の「歩く」動作の評価に加えて、競技の現場で陥りやすい動きの癖やパターンも確認することができ、弱点に焦点を絞りやすかったです。私自身はトランポリンの専門家ではありませんが、どの身体にとっても最大限のパフォーマンスを引き出すために必要な「動きの質」は万国共通なので、その視点からセッションを進行させていただきました。
遠山さんにはロルフィングとクレニオの体験談も書いていただきました。
常に空間の中での動きを探求されているアスリートならではの詳細な観察がすごいですよ。
遠山さんのロルフィング体験談
http://easeofbeing.jp/voice.html
以下の画像は、before1とafter1の比較シーンにわかりやすい解説を加えたものです。

本当は、after10の最も洗練されたシーンでbefore/afterの比較動画を作りたかったのですが、より複雑で素早い動きが増えていたので編集を断念しました(^_^;)
大阪・梅田でロルフィング - http://easeofbeing.jp/
重力に逆らわない姿勢と動作。内側からにじみ出る心身美の探求。
| ロルフィング | 01:24 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑