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身体的トラウマは早めの手当てが肝心

皆さま、
残暑厳しい折ですが、いかがお過ごしでしょうか。
節電しているとは言え、クーラー病のような体調をお感じの人をよく見かけます。まだ暫くは暑い日が続きますが、密やかに季節は秋めいてきますので、体調の揺らぎにはご注意くださいませ★


さて、ツイッターやfacebookでは、ちびちび書いていたのですが、
実は、7月初旬からワークルームの天井が雨漏れしておりまして、明日ようやく、壁紙の補修&リフォームをしてもらえることになりました。2日間ほどセッション開業閉店させていただきます。

老朽化マンションなので建物の構造もボロい上に、今夏は幾度となくゲリラ豪雨に見舞われる日が多く、短時間に大量の降雨量があった日に、あまりの雨の多さに石膏ボードの壁紙までふやけ破れる・・・と、まぁ〜想定外の出来事でした。特に大阪市内は、集中した降雨や雷雨があって、あちこちで床上浸水などがありましたので、私のワークルームはまだマシな方だったのかも知れません。

鉄筋コンクリートの建物に居ながら、まるでドリフの雨漏れコントのように、バケツ1杯くらいの水がドシャー!と落ちてきたのには、ビックリたまげました。そして、ボディワーカーの習性か?自分の動揺する様子を身体で観察していたのですが、人って安全だと信じていた場所が脅かされることがあると、こんな風に緊張で身を縮めたり、交感神経が高ぶるのだと、久しぶりに体験させられました。

ロルフィングやクレニオでは、こういった小さな出来事でも、心理的な動揺や衝撃があった場合、それをどうにか緩和させようとする防衛反応(フリーズ・凍り付き反応)を起こします。身体的トラウマはその瞬間に刻みこまれる場合があるという見方もします(例え、その動揺は本人にとって、もう翌日にはケロっと忘れていたとしても)。

そんな訳で、私自身もそんなに動揺を引きずっている訳でもないけど、水が部屋に入ってきた時に身体で感じた緊張は少し身体に残っているような気がして、数日間は自分を甘やかすように、普段よりもスケジュールを詰め込み過ぎず、のんびり過ごすことを心がけました。理想的には、ロルファー仲間から緊張をほぐすワークも受けれたら最高だったのですが。


自分の様子を身体で感じながらも、どこか客観視しているのは、ロルファーやボディワーカーならではの習性かも知れません(笑)


後から振り返ってみると、それくらいペースを落としたおかげで、なんとなくですが、その後の後始末や日常の雑事もうまくこなせる感じで今に至れている気がします。身体と繋がっていられるから、落ち着いていられるのでしょうか。

ショックな出来事のあとに、その瞬間の緊張をディスチャージしてやる時間や適切なケアは、本当〜に大切!

そんなことを考察していると、震災で今も避難生活をされている方々や、大雨で土砂災害や建物倒壊の被害に遭われている方の動揺や、そんな生活がずっと続いている状態でのストレスはこれよりもっと激しいものに違いないと頭をよぎります。

長期間に渡ってストレスが続いている状態では、日々の日常を生きることに意識が集中しているため、本人は自分の身体はまだもう少し頑張ろうと思っているかも知れませんが、どこかでは、疲れを無条件に緩められたいと身体は訴えているかも知れません。

ease of beingでは、震災や土砂災害などで被災された方(被災され現在関西に居住されている方も含む)、現地でのボランティア活動に関わっておられる方、避難所のスタッフさん、現地入りして帰ってきたボランティアの方へ、初回のみ無料で身体のケアを受けていただく、CEJ臨床家ネットワークに登録しています。

どうぞお気軽にご利用ください



CEJ 臨床家ネットワーク
  http://cureeastjapan.jimdo.com/

臨床家リスト(ease of beingの登録ページ)
  http://cureeastjapan.blog.shinobi.jp/


※活動の経緯は、こちらの過去ログにて。
http://easeofbeing.blog101.fc2.com/blog-entry-183.html



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【ご報告】ロルフィング流「身体感覚でからだを学ぶ」ワークショップ終了!

【ご報告】
FACEBOOKで報告したあと、ブログでの報告がすっかり遅れておりました…(汗)


7月21〜22日開催の、ロルフィング流「身体感覚でからだを学ぶ」ワークショップ、無事終了しました

OSAWS_2012_s.jpg

↑ ↑ ↑
<ワークショップ光景>
周辺視野と呼吸に感覚を向けながら、骨盤底を丁寧に感じています〜。




今回は、講師、扇谷さんの教える内容もリニューアル!
解剖学の紙資料も配布せず、参加者自身が自分の身体で動いてみて、無駄な力を手放すときに本来の自然な姿勢や動きが生まれることを感じていく・・という切り口で進行。その「動き」もメカニカル一辺倒ではなく呼吸に合わせて繊細に感じ&繋げていくという、普段のWSよりも更に「ロルフィングらしさ」を追求する内容で展開されました。

声のクラスでは、講師の扇谷孝太郎さんが誰よりも「水を得た魚」のようでした(^-^) ロルファー歴よりも長い、孝太郎さんの原点でもある、演出家・故竹内敏晴氏の「からだとことばのレッスン」の世界も体験できちゃうという、なんとも贅沢なワークショップになりました。

参加者の半数以上は私のクライアント周辺やロルファー仲間で、ロルフィングを初めて知るという方はほんの数名でしたが、既に10シリーズを受けた人もそうでない人、どんな立場の人であれ、ロルフィング的な発想を必要としている人にこそ受講していただけたように思います。

最初は「ロルフィング」そのもので宣伝するという無謀な試みで、催行人数が集まるのかと心配しましたが、色んな方々のサポートにより開催が実現できて本当に良かったです。ロルフィング自体の認知度はまだまだ低いですが、ニーズがあることを再確認することができました。

参加者の皆さま、今回の試みを快く引き受けてくださった講師の扇谷孝太郎さん、本当にありがとうございました。

そして、今回改めて実感したのは、会場だったクロニックスチューデンツ天満橋スタジオの居心地の良さ

普段は数名のボディワーカー達の個人セッションのスタジオですが、身体にまつわるイベント会場としても利用されています。色々な人達の出入りにオープンな雰囲気が常にあるのですが、今回は自分がホストの立場になってみると、より強くそれを感じます。

ボディワークの垣根を超えて、色んなジャンル人達の出会いと学びの場所となれば…というオーナー達の思いがそのまま空間のエネルギーにも反映されています。それはきっとこの場所を初めて訪れる人にも伝わっているような気がしました。

ここはまるで、ドラクエの「ルイーダの酒場」のようです(マニアックですみません・笑)
ご協力いただいたロルファー仲間の幸田さん&聖子さんにも感謝の2日間でした

ご来場いただた皆さま、ありがとうございました!


【ご案内】
扇谷孝太郎さんのワークショップを大阪でも受けてみたい!という方、ワークショップが開催できる人数の見込みがあれば、またこのような企画を実施させていただきますので、宮本までお問い合わせください★




※今回のワークショップの告知ページ(ご参考)
http://easeofbeing.blog101.fc2.com/blog-entry-224.html

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日本ロルフィング協会WS(第2回:足)

‎9月29日、日本ロルフィング協会主催のロルフィングワークショップが開催されます。

第2回目のテーマは「足」
足のことだけを考えたり、動いたり、感じたりで過ごす2時間って、とても贅沢な時間ですよ。普段、1日24時間を繰り返す毎日で、どれだけの人が足に注目を置いてることでしょうか。

足を無視して、腰が痛い、肩が凝る〜とか言ってる人!
はっきり言って本末転倒でしょう(^-^)
足元(土台)に気づくことで、効率よく快適な身体に近づきましょう。

ご参加、お待ちしております (^-^)

あっと!開催地は東京です(申し訳ありません…)
地方の人は、すみませんが、お近くのロルファーまでお声をかけてくださいませ〜(^_^)/

詳しくは、FACEBOOKページでご案内しています。
https://www.facebook.com/rolfingworkshop/posts/265023340275248
(FACEBOOKはアカウントを持ってない人でも閲覧できますので安心してクリックしてください)

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