2010.09.01 Wed
時空の中で加速するカラダ?(体験記)
8月29日は東谷先生「関節の遊び」勉強会で東京に行ってきました。
たった1日のワークショップのために、大阪から東京まで通うのは、正直、金銭的にも時間的ロス的にも負担は大きいのだが、学びたいと思ったことは、環境が厳しくても行かないと気が済まない性分で、つい強引に決行してしまうことの方が殆どだ。
まぁ、何かにつけ新しい情報は、まずは東京に集中しているという、どうしようもない現実があるから、それは仕方がない。
この先生から学ぶことは、そのお人柄、そして人との関わり方から、もちろんその豊富な知識まで、引き出しがたくさんあって毎回楽しく学ばせて頂いている。ロルフィングのセッションに直接反映できているかと聞かれれば、ちょっと自信はないけど、久しぶりに「学ぶ」ということの楽しさを与えてくださっていると思う。
経験が豊富なのに、偉ぶる様子もなく、知識を惜しみなくロルファー達に提供してくださっているところに好感が持てる。ある時は、ご自身が施術者として、一度は天狗になった時期、その後、頭を打った時期があったことをあけっぴろげに話してくださったことがあるが、その様子と、私達と接するときの態度が一致しておられるので「先生」という肩書きに執着せず信頼できる人って、こんな人なんだろうかと感じさせてくれた人の1人でもある。
この勉強会でどういうことを学んでいるかを詳しく書くと、とんでもなく長いブログになってしまうので、それは普段のセッションを受けに来てくださっているクライアントさんに少しずつ反映させていただくとして、ここから先は、私個人のカラダ日記というか、プライベートなつぶやきにも似た備忘録的に、現在進行形の身体の様子を書いてみたいと思います。
ロルフィングとか、その他の「身」としての身体を繊細な感覚と共に統合する類いのボディワークを体験されてない方には、訳のわからん文章に思われるかも知れませんが、ご関心のある人に楽しんでいただければ…と(^^;)
あくまでも1個人が徒然と書き綴ったものです。。。
---------
東谷先生の「関節の遊び」勉強会の帰り道。
毎回、帰路の飛行機内で変化の影響が頭蓋骨にひずみとなって現れてくる。
(毎回の勉強会では、扱う部位ごとに勉強するので、実技の練習でも身体の一部分だけにワーク受けることになっている。ロルフィングなどのボディワークを既に受けた身体でなければ、これは結構からだに堪えることだと思う)
前回は蝶形骨に、今回は後頭骨に。
(今のところ、勉強会では頭蓋へのワークは一切おこなっていない。手の指先とか足首・膝などの末端をほんの数分実技でやっている程度なのに)
勉強会でワークを受けて
「あぁ、なんて身体が快適なんだろう~」とルンルン気分でいる矢先に、
頭のズキズキは突然やってくるので、状況は一転、
「なんだこりゃ~!」
と自分でもビックリ。
暫くすると頭の中で気圧がMAXになると痛みもピークに達するのだが、長くは続かない。
突然、風船が弾けたようにセルフリリースが起こり、その後、伊丹空港に着陸する10分前には完全に調整しきった状態になって、地面に降り立つときには、全てが整ってしまう。
この現象は、移動手段が新幹線であっても同じ。
(自己調整が起こる箇所は毎回異なりますが)
東谷先生の勉強会のたびに、「帰り道は要観察」と自分で注意深く観察するようになった。
私の中で、普段ボディワークを受けている感覚からすると、ある関節だけに調整ワークを受けたなら、最後はクレニオ的な統合で締めくくってもらいたいものだが、実際のところは、東谷ワークの後は身体中の全ての関節が緩んでいて、放置してても統合が加速するのです。
そして改めて、
「2~3日後には楽になってますよ、はい、おしまい!」
という、東谷先生のおなじみの名言(ご自身のクライアントに言っておられる言葉)を身体で理解する事になる。
振り返ると私の場合、
初めての10シリーズロルフィングも、クレニオなどの繊細なワークも、その殆どが東京と大阪を往復しながら長距離を通い&受け続けてきている。このことは、今でこそ慣れっこになってきたが、まだ身体が変化しきれてない時にはそれなりにハードだったし、それが故に私のロルフィング体験は、他人に語っても、かなり劇的な体験をしている部類になっている。
私にとって、新幹線や飛行機での移動は、物質的な身体が時間的&空間的に高速に運ばれている中で、ワーク後の身体の変化も短時間に、しかも凝縮して感じるための格好の時間でもあるようだ。
近年は、この移動時間中に、身体が更に良い方向へ大きくシフトする瞬間を実感することが多い気がする。
そこで、はて?
思い返すと、ロルファーになる前の会社員時代も仕事の中心は東京にあり、月1回は東京⇔大阪間の高速移動をしていましたが、その頃に耳にした雑学ネタ(信憑性は不明なまま)では、
「長距離&高速移動は、
人間の身体にとって大変負荷のかかる事象であり、
これを続けている人は寿命を縮めている」
なんてのも聞かされてたもんで、
また実際に、会社員時代はとても激しく働いていたので出張に行って帰ってくるだけでもヘトヘトだったこともあって、その信憑性が確認できない情報ですら、「それはアリかも?」と感じていたフシもありました。
そんな心配とは裏腹に、
ロルファーになった後もなぜか私は東京とご縁があるようで、
今も何かあれば、定期的に新幹線や飛行機に乗っている。
初めてのロルフィングを受けて、そろそろ10年が経つ。
毎回、東京までロルフィングを受けに通った経験を通して、
そして、その後~現在に至るまでの経過を自ら体験してみると、
会社員時代の「長距離・高速移動はカラダに悪い」
という感覚は、いつの間にか一転していたことに気づく。
明らかに年齢は重ねていってるけど、
身体はだんだん若くなっていってる気もするし。
クレニオセイクラル・バイオダイナミクスを受けたり、学び始めてからは、更にこの現象について、実際の体験を通じて納得し始めている自分が居る。
時間を過ごすことに密度の濃さを感じるのがこれまた面白い近頃。
濃すぎて敏感になりすぎる時もあるけど(笑)
「体験が濃くなる」現象ってこういうことなんかな?
えぇ、まさに!
---------------
こんな(人によっては)意味不明な体験記を面白いと思った、そこの読者さん!
こんな本を読まれると「体験が濃くなる」現象について興味深い情報が得られますよ。
<大人の時間はなぜ短いのか/一川 誠 >
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たった1日のワークショップのために、大阪から東京まで通うのは、正直、金銭的にも時間的ロス的にも負担は大きいのだが、学びたいと思ったことは、環境が厳しくても行かないと気が済まない性分で、つい強引に決行してしまうことの方が殆どだ。
まぁ、何かにつけ新しい情報は、まずは東京に集中しているという、どうしようもない現実があるから、それは仕方がない。
この先生から学ぶことは、そのお人柄、そして人との関わり方から、もちろんその豊富な知識まで、引き出しがたくさんあって毎回楽しく学ばせて頂いている。ロルフィングのセッションに直接反映できているかと聞かれれば、ちょっと自信はないけど、久しぶりに「学ぶ」ということの楽しさを与えてくださっていると思う。
経験が豊富なのに、偉ぶる様子もなく、知識を惜しみなくロルファー達に提供してくださっているところに好感が持てる。ある時は、ご自身が施術者として、一度は天狗になった時期、その後、頭を打った時期があったことをあけっぴろげに話してくださったことがあるが、その様子と、私達と接するときの態度が一致しておられるので「先生」という肩書きに執着せず信頼できる人って、こんな人なんだろうかと感じさせてくれた人の1人でもある。
この勉強会でどういうことを学んでいるかを詳しく書くと、とんでもなく長いブログになってしまうので、それは普段のセッションを受けに来てくださっているクライアントさんに少しずつ反映させていただくとして、ここから先は、私個人のカラダ日記というか、プライベートなつぶやきにも似た備忘録的に、現在進行形の身体の様子を書いてみたいと思います。
ロルフィングとか、その他の「身」としての身体を繊細な感覚と共に統合する類いのボディワークを体験されてない方には、訳のわからん文章に思われるかも知れませんが、ご関心のある人に楽しんでいただければ…と(^^;)
あくまでも1個人が徒然と書き綴ったものです。。。
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東谷先生の「関節の遊び」勉強会の帰り道。
毎回、帰路の飛行機内で変化の影響が頭蓋骨にひずみとなって現れてくる。
(毎回の勉強会では、扱う部位ごとに勉強するので、実技の練習でも身体の一部分だけにワーク受けることになっている。ロルフィングなどのボディワークを既に受けた身体でなければ、これは結構からだに堪えることだと思う)
前回は蝶形骨に、今回は後頭骨に。
(今のところ、勉強会では頭蓋へのワークは一切おこなっていない。手の指先とか足首・膝などの末端をほんの数分実技でやっている程度なのに)
勉強会でワークを受けて
「あぁ、なんて身体が快適なんだろう~」とルンルン気分でいる矢先に、
頭のズキズキは突然やってくるので、状況は一転、
「なんだこりゃ~!」
と自分でもビックリ。
暫くすると頭の中で気圧がMAXになると痛みもピークに達するのだが、長くは続かない。
突然、風船が弾けたようにセルフリリースが起こり、その後、伊丹空港に着陸する10分前には完全に調整しきった状態になって、地面に降り立つときには、全てが整ってしまう。
この現象は、移動手段が新幹線であっても同じ。
(自己調整が起こる箇所は毎回異なりますが)
東谷先生の勉強会のたびに、「帰り道は要観察」と自分で注意深く観察するようになった。
私の中で、普段ボディワークを受けている感覚からすると、ある関節だけに調整ワークを受けたなら、最後はクレニオ的な統合で締めくくってもらいたいものだが、実際のところは、東谷ワークの後は身体中の全ての関節が緩んでいて、放置してても統合が加速するのです。
そして改めて、
「2~3日後には楽になってますよ、はい、おしまい!」
という、東谷先生のおなじみの名言(ご自身のクライアントに言っておられる言葉)を身体で理解する事になる。
☆ ☆ ☆
振り返ると私の場合、
初めての10シリーズロルフィングも、クレニオなどの繊細なワークも、その殆どが東京と大阪を往復しながら長距離を通い&受け続けてきている。このことは、今でこそ慣れっこになってきたが、まだ身体が変化しきれてない時にはそれなりにハードだったし、それが故に私のロルフィング体験は、他人に語っても、かなり劇的な体験をしている部類になっている。
私にとって、新幹線や飛行機での移動は、物質的な身体が時間的&空間的に高速に運ばれている中で、ワーク後の身体の変化も短時間に、しかも凝縮して感じるための格好の時間でもあるようだ。
近年は、この移動時間中に、身体が更に良い方向へ大きくシフトする瞬間を実感することが多い気がする。
そこで、はて?
思い返すと、ロルファーになる前の会社員時代も仕事の中心は東京にあり、月1回は東京⇔大阪間の高速移動をしていましたが、その頃に耳にした雑学ネタ(信憑性は不明なまま)では、
「長距離&高速移動は、
人間の身体にとって大変負荷のかかる事象であり、
これを続けている人は寿命を縮めている」
なんてのも聞かされてたもんで、
また実際に、会社員時代はとても激しく働いていたので出張に行って帰ってくるだけでもヘトヘトだったこともあって、その信憑性が確認できない情報ですら、「それはアリかも?」と感じていたフシもありました。
そんな心配とは裏腹に、
ロルファーになった後もなぜか私は東京とご縁があるようで、
今も何かあれば、定期的に新幹線や飛行機に乗っている。
初めてのロルフィングを受けて、そろそろ10年が経つ。
毎回、東京までロルフィングを受けに通った経験を通して、
そして、その後~現在に至るまでの経過を自ら体験してみると、
会社員時代の「長距離・高速移動はカラダに悪い」
という感覚は、いつの間にか一転していたことに気づく。
明らかに年齢は重ねていってるけど、
身体はだんだん若くなっていってる気もするし。
クレニオセイクラル・バイオダイナミクスを受けたり、学び始めてからは、更にこの現象について、実際の体験を通じて納得し始めている自分が居る。
時間を過ごすことに密度の濃さを感じるのがこれまた面白い近頃。
濃すぎて敏感になりすぎる時もあるけど(笑)
「体験が濃くなる」現象ってこういうことなんかな?
えぇ、まさに!
---------------
こんな(人によっては)意味不明な体験記を面白いと思った、そこの読者さん!
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