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時間による成熟

2年前に10シリーズを終えたクライアントからメールでお便りをいただきました。

10回目終了時点で私から指摘されたことが最近になって実感として伴うようになってきたとのこと。

「昔から感じていたとは思うのですが、自覚となったのはロルフィングを受けて時間を経たからだと思います。」

もちろん10回目終った直後でも、before1と比べれば、より快適で、安定した身体を得て当時のシリーズを終えられてはいたけど、私の方からは

「またいづれ、初回の10シリーズの成果を踏まえて
更に身体を開拓したいことがあれば、次のフォーカスはこの辺りになるかも知れませんね~」
というお話をさせていただいたように思います。

そこにある制限とは、before1の頃には表面化すらしていなくて、
10シリーズで一皮向けたからこそ浮き彫りに見えてきたパターンでした。
ただこれも当時のロルファーの目線での1つの憶測にしか過ぎないので、時間を経て実際どうなるかは判らないのでこの時点では断定的に扱うことはしていませんでした。

全体的な快適さが増せばますほど、まだ手放せていない箇所がより目立って感じられるということは、10シリーズの最中にも、終ってからも、よく見られる現象です。
終ってから、というのは、人によっては、終った直後であったり、何年も経ってからということもあります。

私自身に関しては、9年前に受けた初めてのロルフィングでの変化が今だに新鮮な感覚として進化しつづけているものだと、気づく出来事がつい最近でもあったくらいです。

カラダって面白い!
全ての要素と繋がっている!


そういうこともあって、私自身は来週より、再びトム・シェーヴァーのクレニオセイクラル・バイオダイナミクスの講座に身体を開拓しに行ってくる予定にしています(^-^)


line3.gif




どのクライアントさんにも言えることですが、
10シリーズを終えた後、その方々が、ロルフィングで体感できた自分の身体をどのように活用して日常生活を過ごしていかれるかは、人それぞれ。

ロルファーが10シリーズの期間中に提供させていただくことと言えば、
クライアントが10シリーズを終えたあと、彼ら/彼女らが自分自身でうまく自身のカラダや周辺環境とうまくやりくりしていくために使える小ネタ集(又は、自分で小ネタを開拓できるための知恵)をお伝えすることです。

なので、ロルフィングを受けた後の身体や身体に対する心の持ちようを、生かすも殺すもクライアント自身の選択肢に委ねられているということです。

(注)「小ネタ集」の比喩は、単にエクササイズの方法論などを示している訳ではありません。身体を通じて、楽な心身や周囲環境と調和の取れた毎日を過ごすための工夫の方法全般をさしています。

ロルフィングでは、10回のシリーズが終った時点で(before1と比べて)変化があったとか、なかったとか、そんなレベルでの評価はあまりしません。(よくあることには、クライアントさんの方がそのような過度な期待をもってやってくることはありますが)。何をもって変化できたのか?という指標は、常に一定ではなく、そのゴールすら、ある一定の制限や障害やパターンに変化が見られれば、その人にとっての「より快適な在り方」自体が変化しつづけるからです。ここでは、世間一般的とか社会通念的で言われるところの、「良い状態」に自身の身体を当てはめることはナンセンスだと言えます。そもそも、自分にとっての「より快適な在り方(自分軸)」自体も、また時が変われば、それが勘違いであったり、違った捉え方をしてたもんだなぁ~と思えてきたりすることもあるかも知れません。

なので、ロルフィングを受けに来ようとする人には、即効性の(しかも目に見える形での)変化よりも、ご自身のことをより長期的に長~い目でみれる心のゆとりを持ち帰っていただきたいと常々思っています。
それは、ロルファーから与えられるものではないし、身体的な制限が根深いから、とか、日々の生活に余裕がないから心のゆとりを持つなんて困難だ、ということでもないと思います。
簡単に言ってしまえば、センスの問題も絡んでるかも知れませんね(笑)

そういうことも含めて、基本的にロルフィングは10回(人によっては10数回)で一旦は終了します。
1回の10シリーズで、その時期の、その人の身体にとって、自然に変化しうる範囲以上の理想を無理には追い求めることはしません。

ロルフィング終了後も、うまい具合にそのような探求を興味心を持って日々を過ごしていける人には、ロルファーの手技に頼らなくても、ゆっくり自分に負担のないペースで、ほどよく身体が熟成されていきます。
それは、重力が常にかかっている身体を感じる能力や、ご本人のモチベーションがいい具合に開花していく過程でもあります。

「時間による成熟」(※)

とは、アイダ・ロルフ博士がよく言ったことばですが、ロルフィングを語る時には無くてはならないキーワードでもあります。(※アイダが生存していた頃の講義の録音テープ内容より)


----------------

今回、引き合いに出させていただいたクライアントのケースも、
もし当時、初回10シリーズの中で表面化してきたからといって、まるで悪者をやっつけるかのごとく、その制限にばかりフォーカスしていたとしたら、10回を通じて全体的なまとまりを得たカラダにとっては(ご本人が自覚すらされていない状況にとっても)侵略的なセッションになっていたと思います。

時間による熟成があってこそ、次のより深いレベルでのパターンを扱うことができ、その方が身体も安定して、その変化を受け止めることができるのです。

2ndラウンドとなる、ポスト10が楽しみです


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| ロルフィング | 16:27 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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お絵描き党

ふと、ロルフィングの第6セッションのことを考えてて、

「スマートに言語化しきれへんわ~」

と頭に中に思い描いたイメージをそのまま紙の端切れに書いてみた。

IMG_4931.jpg


なんだか怪しげな絵・・・(笑)


最近特に言語脳が使い物にならなくなってきているのは自覚しているのですが、ヤバイ(^^;)

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ハーブティ専門カフェ

昨日、アロマセラピスト時代のセラピスト仲間のご自宅を訪問しました。

彼女はセラピストとしての現役を離れてメディカルハーブティー専門のカフェを開業したというので。

グリーンフラスコ関係者さんのブログでは写真入りで紹介されています。
http://gfosaka.exblog.jp/14605461/

ご自宅の一角を改装したカフェなので、こじんまりしているけど、アットホームな雰囲気もあり、とても居心地が良かったです。

ご年配の方なので身体無理せず、ご自身が一番輝け、かつ、人柄を生かせる道に見い出す頭の柔らかさにはいつも頭がさがる。

隠れ家的だけど、自然と人があつまる素敵な空間だったなぁ~。


ちなみに、

調達しているハーブ達は、グリーンフラスコ社のもので、
個人のお店でここのハーブを扱っているのは関西ではこちらのお店が初なのだそうです。
(他には、梅田ロフトの大規模店で買えます)

グリーンフラスコ社は、数年前にようやく関西にメディカルハーブのスクールを展開したくらいで、直売店もまだまだ少ないです。(私はいつも東京で現物を見て通販で購入していました。)
一般向けには一切値引き販売はしていないので、質も高い一方、なかなか敷居が高い印象のハーブ会社です。

アロマ・ハーブ製品を扱うメーカーで有名なところでは「生活の木」がありますが、この10年くらいで関東の首都圏以外の地方にも店舗を数多く出し始めて(これがアロマやハーブ普及の一助ともなっている)、一般の人でも割引価格で買えたりもしますが、グリーンフラスコ社のハーブを目にすることが滅多にないので、直接ハーブを味わってみたり、商品を見てから買いたい人には朗報だと思います。


パソコン関係は苦手ということで、まだホームページとかブログを立ち上げておられないのですが、阪急十三駅(または大阪地下鉄西中島南方駅)から歩いて12~13分です。


Relax Olive(リラックス・オリーブ)
大阪市淀川区木川西3-2-10
06-6886-7240
火曜日定休&不定休
禁煙です。




ハーブティがメインでやってるカフェも珍しいですよね!
お近くの方は是非いらしてください★



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| 「食」たべる | 11:10 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ナイキフリー3.0

いつも愛用のナイキフリー。

これまで靴底7.0(初心者向け)を1足目を皮切りに、5.0を2足購入しています。

初めてナイキフリーを履いたときの衝撃は、今となっては違和感のない日常の一部となり、最近ではナイキフリー以外の靴を履くと全身まで疲れやすく感じるようになっています。

そろそろ次の挑戦をしたいなぁ~と思っていた矢先に、女性用の3.0が発売されているのを知り、早速購入!

各シーズン毎に発売されるナイキフリーのデザインには選択肢が少なく、今回みつけた3.0は、まるで中学校で学校指定にでもされそうな真っ白の運動靴風の見た目。

先日、先輩ロルファーのメンテナンス・ロルフィング・セッションを受けて、足のアーチや重力が通り抜けるトランスミッション・ラインの復活を身体全体で感じれた直後は、今まで履いているナイキフリー5.0の靴底厚で帰宅しましたが、その帰り道で早速、5.0ですら、足の自然な動きを妨げているようにも感じたので、からだの声を聞けば、おのずと3.0は売り切れる前に買っておこうという選択になりました。

身体や足が変わると、靴も今までのものでは違和感を感じるようになるということは、ロルフィングではしばしばあることです。

そういえば、以前来られたクライアントさんで、ロルフィングを受けて、足のアーチの形状も、歩くたびに起こる動きの機能も生まれ変わったのに、以前の擦り減ったままの靴を履いておられた方が、そのうち、その靴では足の指に靴擦れを起こすようになってしまったということがありました。(今まで使えてなかったつま先のヒンジを使えるようになり、重心バランスにも変化があったため)

初めて7.0を購入するとき、ナイキショップの店員さんが
「この靴の本来の特性を最も生かすには裸足で履くのがいいですよ」
と力説していて、靴底が比較的厚めの 7.0 や5.0の時には、その重要性を感じていませんでしたが、今回の3.0では、裸足で履くのとそうでない時の違いを強く実感するようになっています。

3.0を裸足で履いた時の感覚は、まさに地下足袋で外を歩いている感覚だった。

ナイフリーラン (run) という名前の通り、「歩くための」というより「走る」場面にこそピッタリな感じもします。

昔の日本のマラソンランナーがランニングシューズではなく、地下足袋で走っていたことからしても妙に納得~。

靴下を着用して履いた時の感覚は、(実際ラインナップにはないけど)言うならば、ナイキフリー4.0あたりに相当するサポート感だと言える。


でも、裸足でスニーカーを履いていると靴がすぐに足クサくなりそうですね…(笑)


昨日からの東京出張では、雨が降らなかったのを良いことに、この3.0で長距離移動をしてみましたが、いつもの5.0よりも足のお疲れ度が軽くて楽でした。

(※メッシュ素材なので、雨天だとすぐ靴の中に水が染みます。)

これは単に軽量になったからというだけでなく、
足アーチの機能を使わせるように働きかけつつも、プラス、足の軌道を乱さないナイキフリーの特徴のおかげかも知れません。

本来は靴に頼らなくても、下駄でも、体育館シューズでも、自分の足そのものがうまく機能してさえいれば、ナイキフリーなんかも不要なんだと思うけど、そこまで完璧な足だとも言えないし、少しの物理的サポートを借りることで、より大きな機能が発揮できるなら、それはそれで利用させていただくには越したことはないでしょう (^-^)

ちなみに、私個人としては、MBTよりはナイキフリー派です。
MBTファンの人、ごめんなさいm(_ _)m
(MRTは自発的な足アーチの動きに制限がかかるケースがあるように感じているため)

どちらも足&脚のことをよく考えて設計されているので、
どちらが良い・悪いというのではなく、
使う人の状態や目的によって使いわけられる商品だと思っています。

ナイキフリーをロルフィング目線で評価してみると、
足のアーチを物理的な靴型の上に収めることで
「機能させられている状態」ではなく、
自分の足そのものが靴の型に制約や強要されることなく「自ら機能を発揮する」ことで全身の姿勢に良い影響を与えることで出来るのではないかと思います。
(注)足や脚に根深い古傷や強いパターンがある人には、これが当てはまらない場合もあるかも知れません。


ということで、
新しいナイキフリーラン3.0の履き心地に、まさに「浮き足」だっている私ですが、街で電車に間に合うために急いで走ったり早足で歩くときには、3.0の靴では5.0の靴の時以上に、足がすんなり前に出てくれないっ!という瞬間が何度かありました。(突然、足が前に進めれなくなるのです)

それは、まだ私の足アーチや足根骨の機能に向上の余地があるということの証明でもありました(苦笑)


色々感じながらこの数日間、ナイキフリー3.0を履いてみてカラダで判ったことは、

きちんと歩くのが疲れて脛のデカい筋肉だけで前へ進もうとしたら、余計に筋肉の張りを作ってしまう結果になったり、逆に、足アーチが生きてくる歩き方が出来ているときは、筋肉がしなやかに長く伸びている感覚があって、あまり疲れる必要がなくなってくるということ。
   ↓
すると、身体全体も疲れにくくなる! という訳です。
(その日の体調にもよりますが)


もう少し履き慣らしながら、身体の反応を見ていきたいと思ってます。


徒然なる、私感たっぷりの、商品レビューでした。


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ところで、
昨日は日本ロルフィング協会の会議に、今日は講習会があり、ロルファー仲間達と集う機会が続きましたが、多くのロルファー達の足元がナイキフリーばかり。ナイキフリーおたく集団みたいでなんだか滑稽でした(笑)
私自身に関しては、お越しになるクライアントさんにもナイキフリーをお勧めしているため、気が付くと皆お揃いのナイキフリーを履いてたりしています(^^;)
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皆さん、靴は安物でも高級オシャレ靴でもいいですが、
できれば、身体を痛めない靴を履いてくださいね!

仕方なく疲れる靴を履かないといけない時は、アフターケアを十分にしてあげてください★


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| 「身」からだ | 22:53 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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中崎町のやさしい色

今月に入って、中崎町の小学校(済美小学校)が、いよいよ取り壊され始めた。

今はまだ外門の壁から壊しているところ。

いつもは門の外から眺めている校舎の全貌が、表通りからもよく見渡せるようになった。

もうずいぶん前から廃校しているのですが、ちょうど私がこの小学校の隣りのマンションで、セッション活動を始めた年から、地元の活動の集会所に使われだし、夏は盛大な盆踊りに、地蔵盆の神輿が街を練り歩く出発地点になったりと、廃校になった後でもなにかと人が集まる場所として、ある意味、中崎町のシンボル的存在だったように思う。

昭和の良さが残った今では珍しい建築物・・・
調べてみると、1916年に創立したそうな。
(94年もの長い歴史があったということ!)
第二次世界大戦時の空襲も逃れたのだから、歴史が古く残っているのは当然。

私が、この中崎町をセッションルームの場所に選んだ理由は、この小学校のやさしい肌色の壁が決め手だった。

今のセッションルームに引っ越す前は、小学校のすぐ隣りのマンションで活動していました。

周囲の街並みは、ほとんど高層マンションや、灰色のアスファルト道路で占めているので、中崎町の古びているけど木肌が残る建物や、特にこの小学校の明るい肌色で織りなす色彩は、どこか癒される雰囲気があった。

工事日程表を見ると、来週から本格的な解体工事に入るようで、

「4トン車が1日平均5台は出入りします」

という内容のことが書かれてあった。

当分の間、中崎町周辺の場のエネルギーが慌ただしくなりそうだ。


そういえば、春先の一時期は、
グラウンド場が深く掘り起こされての、遺跡調査などが行なわれていたなぁ~。
あのとき、なにか珍しいものが発掘されたのだろうか?

(あとで知った情報によると、遺跡は中世から近世の村や集落の住居跡だったそうです。日本の歴史で言うと、鎌倉~江戸時代の頃に相当します。


3年ほど前に、戦前か戦後か?それくらいの時期に開業したであろう、町の古くからの酒屋さんが閉店し、今はローソンになってしまったこと・・・など、ここ中崎町でワークルームを始めた当時のことをいろいろ思いだしながら解体作業を横目で見送った。

そんな一方で、梅田駅周辺は、JR大阪駅の伊勢丹デパートの建築に、阪急百貨店の改築工事、それを見越した上での高層マンションの建設(改築)ラッシュ・・・どこに行っても工事現場に遭遇する近頃。


それでも、この小学校だけは、そのまま残っておいて欲しかったなぁ~。。。
せめて、小学校の外観はそのまま残して、美術館とか、演劇場とかになっても良いくらいの趣はあったと思う。


と、ここで生まれ育った訳でもないのに、
とても寂しく、名残り惜しく思う近頃です。


最後まで見届けていくことにします。


ほんの数年間のおつきあいだったけど、小学校の存在にありがとうと言いたい。



| 日記 | 01:26 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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妊婦さんロルフィング

久しぶりの妊婦さんロルフィング。


お腹の赤ちゃんがコロコロ動き出して和やむひとときでした♪

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| ロルフィング | 02:10 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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