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ロルフィング説明会(6/30)

現在、日本ロルフィング協会では、10~11月開催のロルファー養成コースの教室内で、訓練生のモデルクライアントになってくださる方を募集中です。

詳しくは、日本ロルフィング協会公式サイトにて


◆モデルにご関心ある方には以下の日程で、説明会を開催します。


日程:2009年6月30日(火)

時間:18:30~(約1~1.5時間程度)

場所:京田辺市社会福祉会館 講習室(1階)
地図:http://www.kyotanabesyakyou.com/annai.html

参加費:無料

申込:JRA教育担当 宮本 TEL: 090-2193-9489
   
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| ロルフィング | 20:54 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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「遺伝」vs「引き継ぎ」

手乗りインコの「のび太」です。

IMG_0372.jpg
(↑ご機嫌でお喋りしかけの時に、シャッターを切りました。
 Pre-Movementで喉元が少し緩んでいます。わかりますか?)


彼はお喋り大好きで、

「ロルフィング、受けたいなー

と喋ります。

それは飼い主自身が、ロルフィング受けたいなぁ~といつもぼやいているから(笑)


他の人が聞くこともあろうかと思い、
最初の頃は、

「ロルフィング、受け(た)いなぁ~」
 ※標準語(た)にアクセント


と、標準語のイントネーションで教えていたのですが・・
最近は8割の確率で、

「ロルフィング、受(け)たいなぁ~」
 ※関西弁(け)にアクセント

と喋るようになってきました(えっ?)


インコやオウム類は、人間が意図して教える言葉以外にも、普段の飼い主の言動をよく観察しているので、時折、飼い主にとっては思いがけない言葉を覚えてしまうことがあります。


まぁ少しくらいは許してあげるよ (^^;)


・・・そう思っていたら、この数日前からは、


「ロルフィング、受けたいねんっ!」
  ※コテコテの、気張るような大阪弁


なんだか、とても主張が強い人に見えるんですけど・・・
「~やねん」という関西独特の表現は、一度も教えたことがないんですけどねぇ(苦笑)

だって、自称「お上品インコ」を目指していますもの、オホホ


念のため、私から意図的に覚えさせた言葉を振り返ってみたのですが、
「(なんとか)やねん」
という言葉はどこにも見当たりません。

おそらく、私の日常会話の中で、彼の耳に残った部分だけを、彼自身が慣用句に融合してしまったのでしょう。


「親の素振りは、子に影響する」

いやぁ、参りました!


line3.gif




これは人間の親子や家族関係にも当てはまるかも知れません。


ロルフィングの場面では、人の身体をみるときに、その人が表現する特徴は、単にその人が1人で築いてきた身体的要因や親からの生理学的な遺伝によるものだけでなく、その人が生まれ育った環境や、家族や親を見て引き継いだ動作の癖や習慣が、間接的にその人に染み付いているという風にも見ることがあります。


子供は、親の習慣や癖をなんとなくマネてしまうことからも、親とよく似た歩き方や身体つきを身につけていくケースも少なくないです。

そういえば、先般のロルファー養成コースで来日していたジム・アッシャーが、教室に荷物運搬の手伝いに来た私の父親と挨拶を交わす場面がありました(特にジムが私の親の顔を見たがったので。)

私の父親は 英語と言えば、"Give me a chocolate" しか知らない時代の人なので、ほんの一言 "Nice to meet you"と、つたない英語で挨拶を交わした程度でしたが、その後ジムから、「おまえさんは、お父さんの人格を引き継いでいるみたいやな」と言われました。(一応、良い意味で★)

その前に、ジムに足首のワークを受けていて、私の足の状態から私の性格分析なんかをされていたので、父と挨拶したときも、瞬時のうちに、私の足の状態と父の歩き方や立ち方、ちょっとした動作などを照らし合わせていたようにも見えました。

ロルファーとの接触はどこを見られているか判らないものです。
ロルファーが他者の身体を見るとき、時々、見た目のカッコよさやお洒落な服装以外を見ていることはよくあるのですが、そこまで見られているとは・・・
いやはや、恐れ入りました(^^)




そんなふうにして、
本人がマネしようと意図してなくても(もしくは、親の習慣なんかマネするつもりなど一切ないわ!と思っている人であっても)、知らないうちに引き継いでいるもので、そんな見方をしなければ、一般的には、「これは親からの遺伝だ」と簡単に定義してしまうことはしばしばです。

しかし、この発想で見る限り、血縁関係のない家族関係にも見られることなので、この場合、「親から引き継いだものだ」と表現するのが適切なのかも知れません。父と私の足は遺伝的に似ているのは確かですが、身体の使い方などは、ひょっとしたら「引き継いだ」ものだと言えそうです。


いろんな要素が、その人の状態を形成しているものです。


自分自身のあり方や振る舞いが、他者や自分の家族・子供に影響を与え、そして自分自身も周囲の環境に影響されてるのです。影響を受けやすい人ほど、重力下に置ける垂直ラインから離れてしまいやすかったりします。


そんなことを考えると、やっぱり、自分の中心軸の感覚を得ていることって、とても重要なことなのだと思います。中心軸の感覚を保ったまま、自分が他者に接触することは、間接的に周囲の人をもハッピーにすることになるんだと私自身は思います。

ロルフィングでは、その中心軸の感覚に気づくための手助けになります。
そんな人が、周囲にたくさん増えればいいな。


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ちなみに、私のロルフィングは、コテコテの大阪弁。
(受けられた方はご存知ですね ^^)

アメリカでロルフィングを学んでいる最中は、英語と日本語の狭間で脳みそがよく混乱しがちで、どこの地方弁とも一致しない変な日本語でキューを出してたのですが、最近はすっかり、マイ大阪弁でやってしまっています。

コテコテ大阪弁セッションでよろしければ、どうぞ★


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