ロルフィングの第7セッションの後に、クレニオセイクラルワークを受けていただきました。

アロマセラピスト・izu さん(枚方市在住)42歳
izu さんのサロンホームページはこちら→
http://feelinflow.com/
以前からクレニオセイクラルには興味があったのですが、実際に施術を行っているところはまだ少なく、 先にロルフィングを受けてみようと検討中に宮本さんのHPに辿り着きました。
ロルフィング10シリーズセッションを受ける中で、 クレニオの話題が何度か出てきたので興味があり、受けてみたいことを伝えると、7回目のセッション終了のタイミングで薦めていただきました。
クレニオに対しては、どういうものなのか漠然としたイメージしかなかったのですが、頭蓋仙骨療法とも言われることは知っていたので、ヘッドマッサージのような施術を想像していました。
実際にはマッサージというようなものではなく
アプローチする部位に下から手を入れて支えられている…という感じです。
たぶん手技としてはそんなに単純なものではないと思うのですが、受けている側としてはそういう感覚でした。
しばらくすると微細にゆっくりと揺れてくるのも感じました。
静かな部屋の中でベッドに横たわって…
支えてくれている手の感触やたまにくる静かな揺れだけを感じていると、 自然と気持ちが落ち着き、非常に心地よくなってきます。
屋外からも時々は雑音が聞こえましたが、 それも何処か遠い場所から聞こえてくるようで頭の中を素通りしていくようでした。
始める前に宮本さんから言われていたことは、
『頭を使わずリラックスすること』と
『できれば自分の中で起こっていることを感じていて欲しい…』
そして施術中にも時々「今、何を感じていますか?」と問いかけられます。
宮本さんの手が私に触れた時から、閉じた瞼の奥に紫色が広がりました。
(私の場合、リラックスして癒される時いつも体験することです)
そして徐々に体が重く沈んでくるような感覚になり、特に手のひらが温かく、痺れるようにも感じられました。
そうすると自然と意識が落ちてくるせいか、
現実の意識と夢のようなものが交互に頭の中を過ぎていきました。
それらは、それなりに鮮明に見えていたように思えるのですが、次の瞬間には全く頭に残っていません。また自分では覚醒している意識があるにもかかわらず、自分のいびきが聞こえてビックリしたりもしました。
正直、私は感覚よりも先に頭で考えてしまうほうなので、
『自分の中で起こっていることを感じる』というのはできなかったと思います。
それでも普段は呼吸法などを行ってもなかなか雑念が払えないのに、この時は日々の雑事がほとんど頭の中に浮かんできませんでした。
それだけ深いところに意識があったのかなと思います。
もう1つ驚いたのが、
宮本さんが私の頭部に移動してきて立った時、背骨を軸に全身が微細に揺れ始めたことです。
頭に触れられた感覚はなかったけど、揺らされているのかと思いましたが、しばらくすると宮本さんの手が静かに頭部に置かれ、そうではなかったことに気がつきました。
後でこの体験を伝えると、これが脊髄液の揺れている感覚だったようで、自分の中で起こっていることの体感だったんだなと思いました。
70分前後のセッションだったと思うのですが、「 静かでゆったりとした時間が過ぎた…」という感覚と、 あっという間で「もう終わり…?と」いう感覚があり、どちらにしても、「もっとこのままいたい…」という気持ちでした。
終わった後はかなり頭がボーっとしていて、しばらく横になっていないと、すぐに起き上がる気になれませんでした。帰り道も少し頭が重かったように思います。
事前に、セッション後はあまり頭を使ったりセカセカ動き回ったりしないようにとアドバイスされていたのですが、そのことをすっかり忘れて、いつも通りパソコンに向かってしまいました。 そのせいか、その日は頭から首筋にかけてだるさがきて、夜はいつも以上に眠くなりました。でも早めに床に入ってグッスリ眠ったため、翌朝はすっきりしていました。
ロルフィングのように大きな変化を感じることはありませんでしたが、1回、2回とセッションを受けるたびに感じ方が変わったり、より深い瞑想のような感覚が味わえたりすることもあるそうなので、またしばらくしたらお願いしてみたいと思っています。
※その他の体験談は、ease of being のウェブサイトでもご覧いただけます★