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西国33巡礼〜道半ばまで来ました。

西国三十三所観音霊場の旅、道半ばまで来ました。

途中の参拝寺の写真をアップしようと思いつつ、すぐに次の参拝日がやってくるので、すっかり頓挫状態です(^_^)

下の写真は「散華」と言って、参拝した時に、きちんと納経を済ませた人だけが貰えるものです。

IMG_5681.jpg



旅行会社のツアーですが、毎月1回ペースと決めて通ってみると、いろいろ学ばされることが多いです。

自分の身体の変化でも感じられたり、セッション中にで起こる事象現象への理解も深まったり。

ちなみに、日本国内でお寺さんと言えば、多くの人は仏教を連想されますが、私自身は特別なにかの宗教とは関わりがありません。

しかし、巡礼のたびにお寺の由縁や仏教にまつわるアレコレのお話を聞いていると、どれもこれもボディワークの世界で見ていることに共通していたり、まったく全てが共通していなくても同じ事象を違う表現であらわしているだけであったりすることが多いように思います。

ロルフィングのような身体統合ボディワークは、形式だてた理論なりプロトコルが完成する背景には、東洋と西洋の発想が融合したような所があるし、私が従事しているタイプのクレニオセイクラルやエネルギーワークの方では、西洋発だからキリスト教めいた中でも、仏教やチベット系の概念があったり、、、、と、いろんな土壌にある要素の影響を受けて、身体へのアプローチが実現できているのだなぁ〜と、毎月のお参り(兼、観光)のたびに思うのでありました。

お寺参り、なかなか良いもんですよ♪



「西国三十三所巡礼」「散華」「台紙」などをネット検索してこの記事をご覧になっている方へ。
この散華は2013年度のもので、先達さんによると2014年3月末でこのシリーズの配布は終了するそうです。散華を貼る台紙は、JRの大きい駅や観音霊場となっているお寺のいくつかで販売されていますが、通販でも売っているのを見かけました。参考になれば。






大阪・梅田でロルフィング - http://easeofbeing.jp/
重力に逆らわない姿勢と動作。内側からにじみ出る心身美の探求。


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| 西国三十三箇所巡礼 | 18:14 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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西国33巡礼(2)紀三井寺(三番)

(またもや遅ればせながらのアップになりました)

ひとつ前のブログ西国33巡礼(2)施福寺(四番)での、膝が笑う現象が冷めやらぬうちに、次は紀三井寺(三番霊場)に向かいました。

施福寺の記事をてんこ盛りに書いたので、残りの2カ所は写真中心にさせていただきますね。

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紀三井寺は左側通行でした。通常、右側通行が多いのですが、どうしてでしょうね〜。

さきほどの施福寺さんの後だったので脚がガクガクしたまま上り始めましたが、同じ石段でもこちらは舗装された平たいコンクリートなので足場は安定しています。手すりもあるしで、なんとか身体を前へ、上へ押し進めることができました(^^;)

こちらの石段もそれなりにハードな方らしいです。
でも、施福寺さんの後だから、そんなにハードだとは感じずにいられました。

紀三井寺の本堂。
紀三井寺は近畿では桜の名所としても有名です。せっかく行くなら花の見頃に…と思うのですが旅行会社のツアーで行く時はそんな贅沢は言ってられません。このお寺の桜は見逃しているけど、このペースで進行すれば、のちに参拝する三室戸寺では、蓮の見頃シーズンを楽しめる予定になっているから、まぁヨシとしておきましょう。

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帰りの下り坂で、変わった絵馬が並んでいるなぁ〜と目を留めれば、ペット供養のコーナーでした。
 ↓
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こういう所で「ペット」と言えば、普通はワンコやニャンコ達を対象にしているから、トリさん用グッズがある訳ないか・・・

ワンコ顔の絵馬を見ると、急に家に1匹でお留守番をさせてきたインコののび太のことが心配になってきました。

のび太は3年ほど前に、私の不注意から足に大ヤケドをさせてしまい、それ以来、投薬での体調管理がかかせない状態になっています。飼い主の身勝手とは知りつつも、なんとか少しでも元気で居て欲しいと思う訳で、こういったお祈願グッズを見ると、親バカモード満載に飛びつきそうになります。


売店の人に「鳥用のお守りってありますか?」と聞くと、そんなのはないけど、犬や猫の首輪につけるキーホルダーを鳥カゴにつけてみては?と提案をされました。それじゃつまらないな〜と思い、結局ワンコの形をした絵馬にのび太もジョインさせることに。

今から思うと、
このとき私はおそらく、願いを「書き出す」という行為をしたかったのだと思います。^^

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 ↑
ワンコズやニャンコ達に混じって、トリさんがゴリ押しで割り込んでいます(笑)


こういうグッズって、捉えようによっては商売じみているものではありますが、人間であれ、動物であれ、周囲で見守る者の気持ちの問題もあるのだと思います。

少しでも元気になってほしいと願う気持ちを、何かしらの形に置き替えることで心の平穏を得ているようでもあります。

私自身は、絵馬という形あるものに出来ただけでも、何かスッキリした気分になりました。

ずっと家の中に飾っておくようなものでもないから、執着しすぎることもない。


巡礼ツアーの他の参加者さん達を見ていても、多くの方が家族の健康を願ってお祈りをしたり、お守りをお土産に買ったりしています。

こういう事を通じても、私達は、家族の容態を直視し、老いたり、体調の浮き沈みがある現実を受け入れていく準備にもなっているのではないかと思いました。


続いて、粉河寺に参ります。

| 西国三十三箇所巡礼 | 01:24 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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西国33巡礼(2)施福寺(四番)

(またもや遅ればせながらのアップになりました)

4月から始めた西国巡礼、自分でも続くのかと思いつつ、なんだかんだと月1回のペースで参拝ツアーをこなしています。

明日は5回目の巡礼デーを目前に、旅の記録も兼ねた(ミーハーですが)ブログ日記をアセアセ更新します(^^;)

今回は、2回目の巡礼コース、5月に行ったときのものです(更新が遅すぎた…)

いえ、それだけ密度が濃かったんです・・・(苦笑)

西国三十三カ所霊場の中でも、最も難所と言われている施福寺(第四番)、石段の階段も参拝者泣かせの紀三井寺(第二番)、街なかにあって楽チンコースの粉河寺(第三番)の順にお参りしました。


まずは、施福寺から。
このお寺さんでの体験は、たぶん一生忘れないことでしょう。


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石の階段といっても、舗装された石ではなくて、自然の中に転がっている石を積み上げて出来た階段なので、どこに足を置いても平たく安定した地面ではないのが難易度強の理由の1つかも知れません。

最も難所と言われるので覚悟はしてたし、ツアーに同行している高齢者さんよりは足腰元気やで〜(ロルフィングも受けてるし)なんて、タカをくくっていたけど、最近はランニングや筋トレ系もさぼっていたこともあって、さながらハードなハイキングコースとなりました。(目的はハイキングではありませんよ〜)

急な勾配の坂道や階段(約20分)では、1歩1歩歩くごとに自分の歩き方の癖やそんな歩き方をしている自分の在り方を露呈されてくる気がした。これがお遍路さんの醍醐味なんやな〜と。

筋肉が痛いとか関節がピキっとする、と思っても、急勾配の坂道の途中で引き返すことも出来ず、他の巡礼者の流れを壊すことも出来ない状況だと、ひたすら歩きつづけることを迫られるような、ただひたすら前に進む中で自分の快適さを見つけることを要求される。

そんな状況を逆手にとって、1歩1歩の足を進めるごとに、自分自身の歩き方を、より地面と対峙した着地を考えたり、身体じゅうが滞りなく均質化されるようなライン上に身を任せる作業を連続させてゆく。

フィットネスのランニングマシンでよく似た設定はできるでしょうが、自然の中、地面は土でデコボコしてて、周囲の参拝客や景観も視野に入れつつ、常に上を向いて歩き続けるシーンだからこそ沸いてくる感覚がありますねー。

早く頂上に到達することだけを考えて、筋肉に任せてグングン歩数をあげるだけの登り方だったら、きっとどこかの関節をやられていただろうな。ここでも「プロセス(過程)」を感じれて、自分でも見ていることの大切さを体感させていただいたような気がする。




この難関を5Fingersで登っていた年配の女性がカッコよすぎでした★



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本堂よりも、その手前にある仁王門の方についカメラのシャッターを切ってしまいます ^^;

最近気づきましたが、おそらく私は仁王さんフェチかも知れません(笑)

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この後、同日中に、紀三井寺と粉河寺にも行くのですが、ガクガクの脚でツアーの終わりには、脚が棒になっていました。

ツアー当日とその数日後までの経過が面白かったので記録に残してみました(^_^)

※細かいので物好きな人以外は読み飛ばしてください。

経過1…歩いてる最中は、膝が笑う現象(背面が伸びすぎ)。帰り道では、踵に釘を打ち込まれの刑(そして高齢者のような横揺れ歩き)。家路に着く頃には、サポートがない左足&脚の代わりに、左腕が「レレレのおじさん」歩き。そして、これでもか~!と言うほど、踵重心しか出来ない現象~。

経過2…翌日はふくらはぎ深部の筋肉が程よく出来て、弾力性のなかった左足アーチがくっきりした!(キター!)。ふくらはぎ以外は筋肉痛ではなく、全身がシャッキリ気持ちがいい~★と喜んだのは束の間、踵重心になりすぎ、前重心で歩く事が全くできなくなった。

前重心が全く機能しない訳、つま先ヒンジを使おうとするも、拇指球に重心を乗せても、ヒラメ筋の収縮に反発されるからだった。坂道で伸びたリバウンドだ。足底のアーチが出来たまでは良かったが、逆に収縮が強く出すぎた様子。(翌日いっぱいはこんな感じ)。

それでも、腰や全身のアライメントはおかしくない位置に保てていたのも、ひとえにロルフィングで関節のニュートラル位置を体感で記憶して、なるべく調整することができたおかげじゃないかと、我ながら。

3日目。
1日のうち何度となく、ふくらはぎのストレッチをしながら、つま先ヒンジを地面の向こうにプッシュ&リーチで、筋膜チェーンを腸腰筋~背骨を通って~喉の前まで繋げるメンテをしているうちに、夕方あたりから、ようやくつま先重心での始動が出来始めてくる。

その後しばらくの間。
胴体部では、左半身・右半身のそれぞれが少しの時差をおいて体側性の動きに繋がってきたところで、全身がすこぶる快調になってきた(^-^) 週末はあれだけ急性腸炎から全身関節痛になったのも、もはや忘れかけている。(※ このツアーの直前はプチ体調崩しが起きていたのです、実は)

この一連の変化で、色んな人の歩き方を七変化で体験できた気がする・・・
単に運動不足であるべき場所に筋力がついてない人、
動作をキバり&頑張りすぎて筋緊張が激しい人、
心理面で足裏で地面に触れることを避ける人、
疲労困憊の末、足を前に進めることエネルギーすら枯渇し身動きできない人
…など。





筋肉痛は激しかったけど

表層筋はゆったりしたままで足のアーチがくっきり☆
(コアはしっかりしている)

というのがとても心地よかった〜。


そんな訳で、お遍路さん(巡礼の旅)って「自分をみつめる旅」とよく言いますが、特別な信仰心に関わらず、まさに「歩く」を通じて、嫌でも自分の身体を突きつけられる体験から学ぶことの奥深さがあるんやな~と、初心者なりに実感したのでありました。


身体って面白い~。

って、巡礼レポートがつい身体レポートになってしまいました。
すみません(笑)


続いて、紀三井寺と粉河寺に進みます。

| 西国三十三箇所巡礼 | 00:13 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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西国33巡礼(1)青岸渡寺

(またもや遅ればせながらのアップになりました)
(ちなみに、私は特定の宗教に入っていませんよ)

西国三十三箇所巡礼の旅で出かけたお寺さんの写真を毎回ごとにアップしようと思っていたのに、前回の伊勢神宮の写真の公開のあと、その後に行ったツアーの報告を掲載する暇もなく、あっという間に毎日が過ぎていました。

巡礼は、旅行会社の日帰りバスツアーを利用しているので、個人で行く歩き巡礼よりもずっと気軽なものですが、それでも日常の仕事や家事、その他雑多のスケジュールをこなしながら、その合間をぬぐって休暇を取り、静かにお参りする日を用意することって結構大変です。ある意味、そういう環境で巡礼ツアーに参加することも、私にとっては、日々の節制になっているような気もします。

ひとまず、第1回目の青岸渡寺(那智の滝)の写真をいくつか。。(実際には4月に出かけました)

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とにかく、お参り口の門や、お寺の境内、鳥居の前などで撮影する写真にはどれもオーブが映り込んでいるのが印象的でした。(太陽光のせいかと思って、何度も撮り直してもやっぱり写り込むのです)

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青岸渡寺の境内。ここでもやっぱりオーブ。
この中に入って納経します。巡礼のことなんて何も知らない初心者の私も、ツアーでは先達(せんだて)さんが同行してくださって、細かい作法を教えてくださるのが安心〜。


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お参り道の途中にある売店、思わず立ち止まってしまう光景。


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青岸渡寺の仁王さん、雨風に晒されての風化を防ぐためか(?)ガラス張りの中にいらっしゃいました。


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仁王さんの裏側では狛犬くんが参拝者の安全を見守ってくれています。


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那智の滝周辺をパノラマ撮影。2011年8月の台風12号による被害のあとが今も完全には修復されていません。写真では小さくて見えませんが、ガードレールのフェンスに「目指せ!!聖なる地の復元、日本一の瀧』というスローガンが掲げられています。

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那智の滝の滝壺も岩でふさがれています。

この辺りだけでなく、観光バスで通過する他の地域も、土砂崩れがそのままで復興があまりはかどっていない様子を目の当たりにして、心が痛くなりました。せめて観光で訪れてお土産をたくさん買ったりすることで応援したいと思いました。

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朱印帳の文字がかっこいい!(本当は、これは正式なお参りであって、スタンプラリーではないのだから、かっこいい!というのは良くないのですが、人の心情としては記帳をしていただくことで、続きの巡礼への励みになるものです)

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せっかく廻るのだから…と白衣(笈摺・おいづる)も始めました。私は満願したら父にプレゼントしてあげる、と父に伝えたら「まだまだ元気じゃい!」と言っておりました(笑)

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那智の滝と青岸渡寺。よく絵ハガキや観光ガイドの写真に使われるアングルで。

| 西国三十三箇所巡礼 | 04:20 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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巡礼の旅はじめる

(遅ればせながらのアップになります)

今年から機が熟して、ようやく西国三十三箇所巡礼の旅を始めることが出来ました。
過ぎ去ったものからの掲載になりますが、少しずつ写真を載せてみようかなと思います。

特にどこの宗教に属している訳ではありませんが、色々思うところあって、足腰が元気なうちに行っておこうと思い立ってから3年後にスタートを切りました。

朱印帳は伊勢神宮の内宮で買いました。
この朱印を書いていただいてから、巡礼を開始するまでに随分年月が経っていました。
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これ以降の巡礼の旅の続きはまた近いうちに更新します。





| 西国三十三箇所巡礼 | 03:01 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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