最近、首の辺りが疲れやすい。
左手の指をケガしてから、セッション中でも日常生活の炊事にしても、どうしても右手重視の使い方になっている所から来ているようだ。
使っていない左手の方は、例の湿潤療法の絆創膏で守られてはいるものの、使えないが故に、妙な緊張を抱えてそれは左腕全体まで緊張させてしまっていたようだ。(後から気付いた)
そのため、先週あたりから、激しく首の右側のスジが張って、肩コリが激しくなっていた。
ロルフィングを受けて以来、とんと肩こりとは無縁の身体になったが、さすがにこういった制限のある使い方では、身体も悲鳴をあげるってもんだ。
右側が疲れやすいのは、レーシック以降の右目の疲れやすさも少なからず絡んでいると思うが。
今回はアレコレやってみた。

自分で自分にワークして緩めることもできるけど、首の痛みが背中へ伝わってきていて、自分でやると余計に疲れそうな気がして、まず初めに近くのタイ式マッサージで施術を受けてみた。
もうロルフィング関係以外のワーク(普通のマッサージ)を他者から受けるのは、かれこれ7年ぶりである。
クイックマッサージだと、おそらく身体をもみくちゃにされてしまうだろうから、そういった巷のマッサージは一斉受けないようになった、ロルフィングを受けてから他者の介入が必要でなくなったのもある。
それでも受けないといけないとなると、出来るだけ身体をバランスよく緩めてくれるものは?と慎重に考えた上でのタイ式をチョイスしたのだった。。
施術してくれたお姉さんは、上手で気持ちよかったし、リズムも私に合わせてくれていたので、終わった後はとても心地よかった。また次回もこのお姉さん指名で行こうかな、と思った。タイ式もコアの部分に働きかけてくれるので、15分のクイックとはひと味違うものがある。(←元:クイック中毒だった私の所感)
でも翌日から少し揉み返しになってしまった。。
タイ式なので、身体全体的にはとても快調だったのだが、肝心の首の痛みだけが余計に増してしまった!
身体の声を聞いていると、どうやら、今回の首の痛みは、他者の手を借りずに、自分自身でなんとかやり繰りすれば消えるレベルのものであることが、除々に感じ取れて来た。(または、他者の手を借りるなら、やはりロルフィングのタッチで軽いサポートに留めておくか)
「そんな事で人の手を借りんでも、自分でなんとか出来る筈やで!」と、首スジ周辺の組織くんからお叱りの声が聞こえてきた・・・
それ、本当!?と思われそうだが、おそらくホント(苦笑)
一度、他力本願モードになった身体は、どんどん自立精神を失って、それに便乗した他の箇所までが一斉にイチャモンをつけて来たみたいだった。
あ~あ、やっちまったかー(残念・・・) といった感じ。
それで翌日の晩は、なんとなく頭部とそれ以下の体幹が一致してない感覚に襲われたので、久しぶりに
Restorative Yoga(リストラティブ・ヨガ)をやってみた。
アメリカのボールダー滞在当時は、頻繁に通っていたヨガで、私はこれを
「怠け者のヨガ」だとか、
「寝ているだけでロルフィング効果」と呼んでいる。
実際にはズバリそうだと言えるものではないけどね★
あまりに気に入ったので、これを自分でも実践できるよう専用のボルスターを一式揃えたくらいだ。
このリストラティブヨガ、ゆったりと時間をかけて、半瞑想状態的にボルスターの上に寝ているだけで、ロルフィングで言うところの front of spine(背骨の前・コア)がジワジワ伸ばされてくるというもの。ヒーリング系の音楽CDを流してみたかったが、そんな時間がなかったので、もうRestorative のポーズのまま、そのまま2時間ほど眠ってしまうことにした。
身体がどんどんオープンになっていく・・・・・
このポーズで朝まで寝てしまうことが時々あるが、さすがにそれだと、手足のどこかがしびれてしまうので、いくら「怠け者ヨガ」と言っても、放置は禁物である。今回は適度な時間で目が覚めて丁度よかった。
それで再び寝床にもどり、朝目覚めるとアラ不思議!
首の痛みと肩の詰まりがスコーンと抜けていました。
この瞬間がたまらない~。
でも今回はあまり長続きしなかったです。
身体さんの甘えたモードは密かに継続中のまま。
そして最終兵器をホメオパシーにゆだねることに。
きちんと歯磨きをして、歯磨き粉の香料がなくなるまでうがいをした後に、アルニカの6Xを飲んでみた。
もう30分程度のうちに、スゥ~と筋肉の張りが消えた。
初めからこれをやっておけば良かった。
いつも目の届く場所に保管しているのに、その存在をすぐに忘れがち(笑)
切羽詰まった時こそ、目の前のものが見えなくなってしまうから仕方がない。時間毎に飲まなきゃならないのが面倒なので、1回きりで忘れてしまうことも多いし。でも今回はさすがにもう少し続けてみようと思う。
それでもやっぱり、身体への意識づけを持った動きがないと、身体さんは納得できないのかも知れない。
もう少し自分の身体を研究してみるとします。