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動きと癖、そして痛み

手技療法家でなくても、身体にいつもお決まりの痛い箇所や緊張部位を持っている人には、自分の「普段している動き・癖」について一考するヒントになるかと思いますので情報をシェアします。


自分の不調ある箇所に対して、どういう選択肢で対処するのか?

どの人も自分自身の価値観とその時点で知り得ている情報やツールの範囲で対応している訳ですが、


 痛いし固いから緩めましょう…

 何かを当てがって保護さえすればいい…

 逆にやたら強引なやり方でバランスを考えずに鍛えまっせ…


など、そういう単純なことだけでは、どうにも解決しない痛み・制限が残っているとすれば、今までとは少し違うやり方や見方・捉え方を工夫する賢さと感性を養いたいところです。

うまく行ってないときは、「その瞬間の」自分の身体には合ったやり方ではないか、合っていても本人がうまく感覚器の中に落とし込めていないとか勘違いしているということも考えられますね。

そういう場合は、今まで自分(の身体か意識)が良かれと思っていたやり方の一部(もしくは全部)をかなぐり捨てないと、身体の動きをさえぎる制限を変えれない場合もあります。


じゃぁ、それは身体のどこをやればいいの?

 どういう風に?その見方を変えていけばいいの?


・・・ひたすら自分自身の身体に問いかけてやる必要があります。


自分で考えなくても、目の前に近道ができる「正しい答え」があれば、そりゃあ、その方が手抜きが出来て楽なんだけれども・・・。


残念ながら、私達人間は、ロボットではないのでそんな風にはいきません。

(ロボットですら、使う人の使い方によって修理の仕方や長持ち度が違うのですから)


自分の身体に最もしっくりくる状態は、どこかの教科書やマニュアルには書いてませんし、必ずしも、施術者が代わりにやってくれるものではありません。

マニュアルは、ある程度のお膳立てはしてくれるけれども、最終的には、自分自身の身体と一緒に探して行くしかないのです。



私の講座ではありませんが、下記の手技療法家向け講座、第3回は「歩行」がテーマだそうで、個人的にはオススメの回です。



(以下、講座の内容説明、抜粋)

『どの動き1つとっても身体全部の筋肉が、それぞれの持ち場に応じた働きを要求される訳ですが、多くの場合、必要な仕事をせずに固まっている部分と、そのおかげで必要以上の仕事をさせられる部分によって、身体の調和的働きを損ねている為、偏った負担に音を上げる場所が出てきます。


必要な仕事…と言っても、単に受け身的に動かされる事に抵抗せず、受動的な動きが現れる余裕を持っていること、つまり、余計なことをしない、と言うのがその部分の仕事である場合もあります。


受動的動きができないのは、硬くして動きが伝わらない様になっている所です。 それは、その部分は硬くすると言う仕事を不必要に行い続けている、と言う事でもあります。 もちろん殆どの人は自分の不必要に硬くしている処などには気付いていませんし、 気付いていても、なかなか意識的に緩めることは難しいのです。


講座では、外傷を含め自分でリリース出来ない緊張を解き、日常動作の代表としての歩行をとりあげて、 動きが身体の隅々に行き渡る様な動作を模索、提案します。
  :
  :(略)
  :
未だかつて分離したことのない体を、 部分に分わけて見ないで、常に全体が一つであることを肝に命じた上での部分的な働きかけ をし、全体が整う為のサポートをします。』


(ロルファー幸田さんのボディワーク基礎講座)
http://roldenkranio.com/ws/ws-bodywork.html

| ロルフィング | 20:59 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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アイダ・ロルフ博士の誕生日

今日はロルフィングの創始者アイダ・ロルフ博士の誕生日です。この日が来るといつも思い出すアイダの言葉があります。ロルファーになる前にこのフレーズを知り、思い出すたびに謙虚な気持ちになります。

彼女が生前、彼女の技を理詰めな気持ちで学ぼうとしていた(そんな匂いがあった)弟子たちに言った言葉。


ロルフィングを学び・行うということと、あなたがたのエゴとは何の関係もないのですよ。 (あなたがたのどうしようもない)エゴはクラスが終わるまでこの教室の表に生えているあの小さな木の枝に吊るしておきなさい。
- アイダ・P・ロルフ博士(ロルフィング創始者)



※ エゴには、良いエゴと悪いエゴがあるそうですが、ここではイマイチよろしくないエゴの方を差してるものと思われます。

この先も、ロルフィングに限らず、自分を高めるために学び続けることに対して、この気持ちは忘れないと思います。

そこで思い出したのですが、このブログの初投稿でも、このフレーズについて書き留めていました。

http://easeofbeing.blog101.fc2.com/blog-entry-2.html



大阪・梅田でロルフィング - http://easeofbeing.jp/
重力に逆らわない姿勢と動作。内側からにじみ出る心身美の探求。


| アイダ・ロルフ博士 | 19:11 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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「ゆるむ」

ロルファー先輩のムート延子さん、
今はアメリカに移住され、ロルフィングの本拠地アメリカのボールダーでご活躍されています。

ご自身のブログの中で、
「ゆるむ」ということについて、ロルフィングの観点での捉え方をうまく書いてくださっています。

とても判りやすいので、シェアさせていただきます。

http://lifeharmony2012.blogspot.jp/2014/04/blog-post.html

脱力、ゆるむ、リラックス・・・

どれも手放すことなのですが、
単なる放棄や丸投げでもなく、少しずつ体験を積み重ねていく過程の中でみつかるものなんです。


| ロルフィング | 01:02 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ロルフィング体験談(12)…トランポリン選手、マスターズ大会で優勝!

トランポリン競技選手とのロルフィング10シリーズが終わりました。

選手生命をより長く快適に続けるために…と、身体の立て直しの手段として、ロルフィングを受ける決意をされた遠山さんの動画をご紹介します。

ロルフィングでは、単に筋膜を代表とする身体的緊張をロルファーの手技によってゆるめるだけではなく、身体の内側から沸き起こる動きの衝動をどのように外側に表現するのか、クライアント本人がいざ動き出したとき、自分を取り囲む環境にどう接することを選んでいるのか、という事にも着目します。(注:ロルファーによって強調の度合いは違いますが、多くのロルファーはそういうことにも配慮しています)。


【ロルフィング10シリーズを受ける前と後の変化】



遠山さんのケースでは、肉体的緊張をリリースするのと平行して、空間への知覚を広げることが変化の鍵となりました。

構造的にしがらみのない身体をもっていても、空間(自分の内側にも外側にも)との調和がなければ、身体は全体として機能しないのです。

途中、クレニオセイクラルとの併用で受けられたのですが、第1セッションを受け始めた直後から、みるみるうちにジャンプのフォームが洗練されていき、10シリーズを終えたあとのマスターズ大会ではなんと堂々の1位!優勝を獲得されました。


マスターズ大会で優勝〜
(40歳オーバー女子 遠山光さん)
http://ajtc.blog.eonet.jp/blog/2013/12/2013-bff1.html
※所属チームのブログにジャンプします。


初回からパフォーマンス中の動画を提供してくださったので、セッション中の「歩く」動作の評価に加えて、競技の現場で陥りやすい動きの癖やパターンも確認することができ、弱点に焦点を絞りやすかったです。私自身はトランポリンの専門家ではありませんが、どの身体にとっても最大限のパフォーマンスを引き出すために必要な「動きの質」は万国共通なので、その視点からセッションを進行させていただきました。

遠山さんにはロルフィングとクレニオの体験談も書いていただきました。
常に空間の中での動きを探求されているアスリートならではの詳細な観察がすごいですよ。


遠山さんのロルフィング体験談
http://easeofbeing.jp/voice.html


以下の画像は、before1とafter1の比較シーンにわかりやすい解説を加えたものです。

trampolin.jpg

本当は、after10の最も洗練されたシーンでbefore/afterの比較動画を作りたかったのですが、より複雑で素早い動きが増えていたので編集を断念しました(^_^;)






大阪・梅田でロルフィング - http://easeofbeing.jp/
重力に逆らわない姿勢と動作。内側からにじみ出る心身美の探求。


| ロルフィング | 01:24 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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正しいコアトレ、インナーマッスル活性化のために

「インナーマッスル」
「コアを鍛えよう」

なんてフレーズはよく聞くけど、勘違いをしている人は多いです。

例えば、「お尻を引き締めて!」というキューイングを聞いて、必死でお尻の穴をぎゅ〜!と締めて臀筋群をガチガチにしていませんか?

そりゃ締めたい箇所はあるんだけれども、意識のしどころを間違っているせいで、余計に身体を窮屈にさせてしまっている方は結構多いです。

この辺りのこと、ロルファー仲間の稲員奈津子さんがブログに書いてくれています。


「なぜ体をゆるめるのか?」
http://blog.rolfing.namaste.jp/?eid=215


読んでも判らんわ、という人は、どうぞロルフィングを受けに来てください。助けを借りましょう (^_^)

ヨガをする人なら「バンダの感覚」がまだよく判らんわ、という人もぜひ読んでみられるといいです。

緊張を抜くこと、
脱力すること、
ゆるめること、、、

これらが単に力を抜いてダラッとすることではありません。

この手の記事を活字で読んだときに、身体で実感する様を体験したことがあってフムフムと理解できる人と、実際にそういった感覚を身体で体験したことがないために理屈でわかったつもりだけになっている人と、ふた手に別れるように思います。

身体で実体験したことがない人は、大人になってからでも(身体で)学びなおせばいいだけの話です。

後者の人には、ぜひ自己投資をしてほしいと思います。



| インナーマッスル | 04:25 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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2014年・初春

つい先日、年末のご挨拶をしたばかりですが、2014年が始まりました。

お正月は1日だけ実家に顔を出してきました。
皆が集まる客間にあった盛花を、娘たちが集まる1日のためだけに買ったと言うので、遠慮なくいただいて帰りました(^_^)

IMG_6338.jpg

ワークルームには盛花用の花器がないので、洋風の花瓶に投げ入れ風に。

ソースポイントセラピーの師匠、Bob の絵も置き場所が決まって玄関もリフレッシュ!

IMG_6339.jpg

ボブは、サンタフェに住むロルファーであり、アーティストでもあります。

インスピレーションから湧き出る独創的な作品を描かれますが、この作品はソースポイントを象徴したものなんだそうです。お越しになられる方は是非近くで見てみてくださいね!


2014年もどうぞよろしくお願いいたします。


| ロルフィング | 02:55 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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人間はもとは1つの細胞から出来ている

人間はもとは1つの細胞から出来ています。
胚子の段階〜胎児になるまでに各器官が分化し、出生後は医学的には、各器官系(器官システム)を切り分けられた構造と機能として扱われてしまっていますが、別の視点で人間の身体を捉えてみましょう。

人間の形をした輪郭の中にある組織・器官はすべて、各器官を繋ぎあわせるもの(輪郭の隙間を埋めている詰め物)として存在しています。

whole person

例えば、人の形をしたゴム風船の中にゼリーを詰め込んだと思ってみてください。そのゼリーが一部のエリアで固まったり、逆にサラサラに柔らかすぎだと、途端にバランスが崩れ、その中に埋め込まれている各器官系が本来あるべき機能を損なってしまいます。臓器や筋肉や血管などは、大きなゴム風船の中に、さらに小さな袋が入れ子になっているイメージでも良いでしょう。

このイラストは、どの器官系も「輪郭を埋めているもの」がなければ、人間の形として形状していられないのがイメージしやすいですね。

ロルフィングで主に筋膜を扱うと謳ってはいますが、それば、たまたま代表的なものとして筋膜を表に出しているだけで、実際には「身体は1まとまりのものである」という視点で結合組織全体で身体を捉えています。ロルフィングの本来の目的は、一般的に手技の名称として使われている「筋膜リリース」や「骨格調整」ではないという事です。

あれ?少し誤解を招く表現になってしまうといけないので補足すると、筋膜リリース(どこかを緩める)や骨格調整のような事は、それが必要な場面(応急処置やひとまずの鎮静を要する場面)では、初めからそれを目的としてやっていることはありますし、テクニック手技だけを取り上げて見れば「リリース」をしているように見られがちですが、最終的(長期的)には、全体としてバランスされるポイントに近づくよう配慮がなれれている所がミソです(^_^) 全体を配慮することは、ロルフィングの施術者でなくても、熟練のワーカーやセラピストは皆さんされているかと思います。

人間の身体を構成する組織や器官は、それぞれに含まれる水分量や、構成物質の密度の違いで、どの器官系に属するかが変わるのですが、どこのバランスを変えても、他の部位や他の器官系のバランスに影響が与えられるということです。



大阪・梅田でロルフィング - http://easeofbeing.jp/
重力に逆らわない姿勢と動作。内側からにじみ出る心身美の探求。


| 筋膜 | 16:00 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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『先に土を耕しておく』ロルフィング

今回は、『ロルフィングをどういう位置づけで活用したらよいか』について。

最近のクライアントさんには、ご自身の姿勢や身体全体の健康のために、自分から色んな取り組みをされている中でロルフィングも受けられるケースが増えてきています。(いえ、以前からもそういう方が居ますが、最近特に)

例えば、(私のところに来られるクライアントさんで多いものでは)

ピラティスやヨガ、
フィットネスクラブでの筋トレやスタジオメニュー、
アレキサンダー・テクニーク
ウォーキングレッスン
合気道や太極拳など武術系

など。

そのようなクライアントさん達とお話をしていると、

『ロルフィングを受けることで、難しいと感じていた課題をクリアする近道が出来た気がする』

というご感想をよくお聞きします。



そんな折、名古屋のロルファー仲間ユキちゃんが、私がツイッターでつぶやいた一言を引用して、うまく説明をまとめてくれました♪

まさにそーそー!

てな訳で、そのままゴッソリ紹介しちゃいます (^-^)

(ユキちゃんのブログ)
『先に土を耕しておくロルフィング』


「先に土を耕しておく」とは、別の言い方をすれば、

「身体の良い状態に向かっていけるための素養をつける」

ということでもあります。

「ロルフィングを受ける」=「すぐに何かが改善する・痛みや不調がパッと消える」

というものでもない点に着目していただければ幸いでございます




| ロルフィング | 02:01 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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